I’m in the Magazine!

スペインのバイク雑誌

『MOTO CLASICA』

http://moto-clasica.com

が、自分の旅を5ページに渡って掲載してくれました。

Madridで三週間骨休めしていた時のインタビューだったから、寝ぼけた顔してるけど笑

とりあえずタイトルの

¿Desde Japon? は、

日本から、、、だと!?

的な意味として、それ以外は何て書いてあるかわかりません。そのうち訳してみよう!

この記事を書いてくれたAngel(アンヘル)はビンテージバイクのレストアもやっていて、ガレージには古いトライアンフやらドゥカティやらノートンやらが転がり、昔のポスターが貼ってあり、果ては1930年代の修理マニュアルまで登場!

タイムスリップしたようなとても楽しい場所でのインタビューだった。

Angel(アンヘル)、そして仲立ちしてくれたAlfonso(アルフォンソ)、

Muchas gracia—s!!

Made Tokyo – Dakar

07 February セネガルに入り、正確にはモーリタニアの後半からそうだったが、砂漠のような乾燥帯から緑の多いサバナ気候に。道行くバイクが多いのは、ガソリンが確実に売っている証拠で安心する。人々の服装は自由きまま、「ダッラー」という民族衣装だらけで保守的な雰囲気のモーリタニアと違い、セネガルはなんとなく開放的な気分にさせてくれた。実際、モハメド・アリ攻撃(前回参照)から開放されたんだけど笑

貧しそうな子供の姿やゴミ集積所から物を拾う人々も目にして、経済的な厳しさも感じる。

Richardと合流を約束していたキャンプ場「Zebra Bar」を目指す。シーサイドの気持ちのよい広いキャンプ場で、文字通りBarもあり、(モーリタニアは基本酒がNGで探せば見つかるがビール一缶で6〜7ユーロと高い)前日のガススタ横の空き地でキャンプから一転、何とも快適でRichardと一緒にモーリタニアの出来事を肴に酒を浴びた!

ここで、カッコいいランクルで犬と旅をするドイツ人のMike(マイク)とも親しくなった。

ナンバープレートの下に、「I’m not lost , just playing Geocaching」と書かれていたので気になって尋ねると、『Geocaching(ジオキャッシング)』

は世界規模で行われ、誰でもプレイヤーになれる宝探しゲームだという。宝といっても高価な品では無い、過去の発見者が残していったおもちゃ的な物で、見つけた宝箱(小さなプラスチックボックス)から気に入ったアイテムを一つ取り、新たに一つ入れる、物々交換スタイルだ。そしてなんと、「どうやらここにも一つ隠されているみたいなんだ」と言うではないか!おもしろそうだ、探そう!

公式サイト https://www.geocaching.com/ から隠し場所のGPSログを入手し、その周辺を探すがなかなか見つからない。俺はこのトラックのガレージを調べた。

ん?

なんだこのG袋??

トラック関係の物じゃなさそうだ、、、!

見つけたー!!!

発見者は中に入っているメモ帳に日付と名前とコメントを書き、物々交換をして元の場所に戻す。どこかの国の誰かが入れたアクセサリーを選び、代わりに自分のステッカー(あげられる物がこれぐらいしかなかった、、)を入れた、裏に軽いメッセージを添えて。

いずれまたどこかの国の誰かが見つけるだろう。日本にもタップリ隠されているらしいので、皆さんの家の近くにもあるかも。

08 February とても居心地が良かったZebraBarだったが早く先に進みたい気持ちの方が勝り、一泊だけして首都のDakar(ダカール)を目指した。

ひと休みしてるところに移動販売のアイス屋さんが通りかかったので、喉も乾いてたし食べる。近くにいた子供たちもほしそうな目でみていたので、買ってあげた。

途中までは心地よい田舎道を快調に飛ばせたが、Dakarに近づくにつれて渋滞が激しくなり、50kmほど手前からは酷く、トラックの多さが西アフリカ屈指の大都市で商業の中心地であることを実感させる。これで想定外に遅くなり、日が落ちてから突入したDakar中心部での運転は、久々に怖さを感じた、、車とバイクが、多い、近い、速い!特に流れが混ざり、交差するロータリーに突っ込んでいく時は一回一回が勝負!!って気分に。道中、ダカールでバスに突っ込まれて大ケガしたドイツ人ライダーの話を聞いたが、なるほどこれなら納得だ。

そんなスリルをスリぬけてたどり着いたのは、日本人の原田さん夫妻と小林さんが経営する『和心-Wagokoro-』という名の日本食レストラン&宿、モンゴル以来5ヶ月ぶりに日本人が作る美味しい日本食を食べることができた!!

日本家屋を感じさせる内装、大人数で囲める掘りごたつ席もあり、宿泊者は全員が日本人と、まるで日本にいるような気分だった。

宿の近くには一食100円ほどの屋台もあり、ここもお世話になった。

09 February パリ·ダカールラリーのゴール地点、ピンク色の湖『Lac Rose』(ラック·ローズ)へ。

Made Tokyo – Dakar

そして鳥取から日本を出たので、パリ·ダカならぬトリ·ダカできた!

12 February 日本に戻ったような日々を過ごした和心を出発。Dakarを出る前に、港の税関に行ってバイクの滞在期間の延長手続きをした。入国ボーダーでは5日間分の走行許可しかもらえない不親切なシステムなのだ。6日目になってしまっているがまぁ問題ないだろう。この手続きも本当に必要なのか?ほんとにどっかで確認されるのか??と思うも、正しい書類でもお金目当てでイチャモンをつけてくることがあるのがアフリカだから、念のためやっておかなくては。中に入ってもどこで何をするかわからないので、声をかけてきた俺みたいなのを手続って稼ぐ人に1000円ほど支払い、力を借りた。それでも一時間ぐらいかかったので、自力でやろうとしたらどのぐらいかかったのだろう。

Dakar からMali(マリ)に向かって、内陸に進んで東へ走ると急激に気温が上がり、がぜん暑くなった!また、土や藁などの天然素材のみで造られた、おそらく何千年も変わってないであろうシンプルな家々も登場。

電気もガスも水道も通ってなく、燃料は薪や炭で、水は井戸から汲んでいる。

デカい蟻塚も発見!

国境では、バイクの税関書類チェックは無かった。。ますますアフリカらしくなってきたな!

Keep on Rolling.

旅立ちへの想い(出発前10日前の8月2日に書いたもの)

以下の文章は、

金本幸洋オリジナルデザインTシャツ

を、自分の手で発送できた方々(8月初めまでのご購入者)へTシャツと一緒にお届けした、納品書に綴ったメッセージです。

アフリカへと渡り後半戦を走り出した今、自分はなぜここへ来ているのかを振り返り、またより多くの方へお伝えしたくて、このタイミングでブログ内に掲載しました。熱い想いがタップリ詰まってます!

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この度はご支援いただき、心より御礼申し上げます!

ごく普通にいるただのバイク好きな自分ですが、だからこそ、そんな奴がどこまでできるのか?
できないんじゃなくて、やってないだけなんじゃないのか?
を知りたくて、確かめたくて、行ってきます。

自分は生来の冒険野郎ではありません。学生時代は、サラリーマン以外の生き方はきっとできないなと考えていたし、大学卒業後は一般企業に就職しました。なので、社会という仕組みの中で頑張る面白さや、今の日本経済を支えることの大切さも、知っているつもりです。

それを理解していながらも、違う方向に進みたい自分の気持ちがどうしても捨てきれず、社会的地位や見られ方を一切気にしない心がようやく出来上がった今、裸一貫になった気持ちで真の自己実現を果たしに行ってきます。
マストなアイテムや装備、予防接種などはひと通り準備しましたが、ソフトもハードも、これといってスペシャルな手は加えずに、なるべく今の状態のままで出ていくイメージです。その方が、いろいろと付け加えるよりも今回の目的を果たしやすいと考えたので。

相棒は、ポンコツ状態を15万円で買った20年以上前のTT250Rというマシンで、ヤバそうな部分はひと通り直していますが、さてどうなることやら!?って感じです。
大排気量の新しいバイクも持っていますが、時には道なき道も走る今回の旅において、自身の技量では操りきれない瞬間も多いと想定し、軽い割にパワーがあるTTで行きます。また、自分で直した箇所が多いこいつの方がトラブル時も安心だし、愛着があって旅の相棒っていう気がします。

実は、バイクはどちらかといえば不便な乗り物だと思っています。
よく聞く話になりますが、寒いし、濡れるし、汚れるし、疲れるし、荷物積めないし、危ないし、、、
バイク歴が長くなるにつれて、どんどん強く感じます笑
でも、この不便さこそがバイクにしかない素晴らしさであり、最大の魅力だと考えています。これほど、等身大の自分を表現してくれるものは、無いと。
乗りこなすのは自分の腕だし、雨も、風も、温度も、香りも、風景も、時には危険も。
出会う全てを、文字通り生身で、全身で受け止めることができます。
困難が多いからこそ、その中でたまに出会えるひと時の喜び、例えば絶景の中を心地よいスピードで駆け抜ける瞬間などが、日常では味わえない強烈な輝きを放ち、胸に深く刻み込まれます。同じ目的地でも、バイクで無事にたどり着く喜びと充実感は、他の乗り物では味わえません。
この乗り物のタイヤは、例えるならば刀の刃のような少ない面積で、地面をつかまえて逃さぬようにして走らねばなりません。その不安定さゆえ、地面を滑るような自由な感覚をもたらしてくれるのです。
それは、世の中にローリスク・ハイリターンは無い。ハイリスクを選択しないと、ハイリターンは得られない、ということを自分に教えてくれました。

「便利で」「効率的」になり過ぎた世の中で、人間は本当に良い方向に進んでいるのだろうか?
ネットで調べられる結果ばかりに踊らされ、このままでは先が見えない物に立ち向かう勇気や思考回路が、どんどん失われてしまうのではないか?
心身の健康こそが誰にとっても一番の幸せなはずで、それを得るために大切なのは・・・澄んだ空気と水を吸収し、有害な化学物質ではなく栄養価の豊富な食べ物を摂り、よく体を動かし、なるべくストレスフリーな生活を送り、なるべく外の明るさに合わせて寝起きする・・・等々、単純明快な方法のはずだが、人間自身で遠ざかっていくように見える。医療技術の発展よりも、ライフスタイルの改善の方が優先で重要かつ効果的だ。

・・・バイクのように不便さを楽しむ心はいろいろな考えを生み、このまま書き続けるとずっと続いちゃうので、この辺で終わりにします笑
旅先では、見たこと考えたことを下記ブログで発信していきますので、よかったら是非見てください!

https://freerider.jp

最後に、とあるバイク雑誌の付録だった本で見かけた、大好きな言葉を書きます。
「答えなんて、無い。むしろ乗らない理由を教えほしい。」
こんな風に心を空っぽにして、その中に沢山のものを詰めて帰ってこれるように。
そして旅行というよりは修行という気分で、思いっ切り楽しみ、また苦しみもがいて、自分を磨いてきます。

改めまして、こんな自分をサポートしていただき本当にありがとうございました!
行ってきます!!

2017年8月2日
金本 幸洋

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Vacaciones en Madrid

24 Dec スペインの真ん中、Madridまで来た。(間のイタリアとフランスの記事は追ってアップします)ここで一度歩みを止めて、年末年始含め1月半ばまでひと休み。

滞在先は、ロシアのモンゴル大使館で出会い親しくなったスペイン人、Alfonso Victorさんのナイスなお宅。

Alfonsoはかつてパリ·ダカールラリーに4回出場したバイクのエキスパートで、クライミングやカヤックやMTBにも精通、いろいろ教えてくれてありがたい。知り合えてとてもラッキーだ!

ここで体制を整えて、、、バイク全体のチェック&メンテナンス、写真&動画データの整理&バックアップ、不要な荷物の処理と必要となる荷物の補充、残るユーラシア編ブログのアップ、この先の情報収集などなど、、、

あと約650kmまで近づいたユーラシア大陸最西端の地を踏み、そのまま南下してアフリカへと渡る計画だ。

そんな感じで一息つきます。皆さんもどうぞ良きゆく年·来る年を!

8月にロシアで会った時のAlfonso

しばらくお世話になるベッド

バイクも暖かい寝床、ガレージでお休み

かつて開催されていた世界大会、キャメルトロフィーのヘルメットをかぶった陽気なAlfonso

少年Alfonso

青年Alfonso

クリスマスパーティーで親族にも会えました