The house for future

今住んでいる長野の家は、自分にとってこれ以上ない最高の環境だ。ようやく理想の場所を手に入れられた感覚といっても過言ではない。

ガレージ付きの一軒家で、超広い庭が二つあり、片方は大きな畑として使える。井戸もある。

最近はパタゴニア白馬店の壊れたスチーマー2台を修理している。これまで培ったメカ知識が意外なところでも役立ってくれて嬉しい。

田んぼに囲まれていて、隣接する家はない。

玄関をあけたらこんな景色が見れる。

土地が広いから、ティピーやウッドデッキや小屋などをこれから作って機能を追加できるし、母屋も自由に手を加えていいと許可をもらっている。

内壁には漆喰を塗ってセルフリノベーションしている。8月中には塗り終わる!

こんないい借家に巡り会うのは一生に一度あるどうかだから、絶対に手放したくはない。

借りた当初から家主に、「これからはお任せしますから、どうぞお好きなように使ってください!」と言われていた。

今日。いままで言い出せなかった、将来的には買い取らせて頂きたいという想いを伝えたところ。「いいですよ」とありがたいお返事がいただけた!そして。。、

「その時には、田んぼの所有権も山の所有権も、全部譲りますから」

え!?田んぼはわかるけど山もあるの!?聞いてないよ〜〜〜

笑い話で聞くような『田舎あるある』が、現実になった。

これからしばらくツアラテックの仕事を死ぬほど頑張って、お金を貯めて何年か後にこの家を買おう。目の前の自由な時間にだけ生きる暮らしを、しばらく我慢しよう。

その先に広がる自由と理想のために。

庭には見事なムクゲが咲いた。

もう都会では暮らしたくない。9月からはほぼ相模原の津久井で過ごすことになるが、日本で唯一の広大なフリーオフロードエリア猿ヶ島が近くて緑も多い環境だから、ここなら許容範囲内。もっと大きな自然が恋しくなったら、長野に帰ってくればいい。このご縁に、ただただ感謝です。