相変わらず2週に一度、月の4〜5日で長野に来ては楽しんでいる。


立派なガレージがある家は本当に便利で、またバイクが増えた。
昨年の後半にXT250T(1983年式)を、そしてつい最近XT660Z(2006年式)を手に入れて9台持ち、とうとう二桁までリーチとなった。






こんなにいろいろ置ける長野の家が今の俺の暮らしには欠かせなく、バイクは9台のうちGSとSHERCO以外の7台を長野に置く。
【現在のラインナップたち】
・BMW R1200GS(2017年式)1200cc
・YAMAHA XT1200Z Super Tenere(2010年式)1200cc
・YAMAHA XT660Z Tenere(2009年式)660cc
・TRIUMPH 5TA(1960年式)500cc
・SHERCO SEF-R250(2017年式)250cc
・HONDA RTL250RF(2002年式)250cc
・YAMAHA TT250R(1997年式)250cc
・YAMAHA XT250T(1983年式)250cc
・YAMAHA FT-1(1970年式)50cc
言えることは、超新しい車両は少ないということ。GSとSHERCOは実用性重視のハードな乗り方をするからパフォーマンスを求めて高年式だが、その他は思い出の品だったり“触って、乗っておもしろい”視点で所有していった結果、こうなった。ただ乗れて便利なバイクならこんなに必要ない。自分で直したり手間がかかるけど、それだけの価値を持っているのに正当な扱いを受けていない、磨けば光るやつらしか興味がない。トライアル車のRTLだけは完全に練習目的だから、微妙な年式となっている。
XT250Tは、隣村の小川村の「りんりん館」を訪れた際、たまにそこに来て手伝いをしている埼玉の狭山に住む初めて会ったかたがりんりん館に置いていたバイクで、「最近ぜんぜん乗らないくてこのままじゃバイクに良くないから、ガレージあるなら持って帰る?」という予期せぬ流れだった。


ちょっと乗って楽しんだら誰かに売って、若干の手数料だけもらって終わりにするつもりだったが、何回乗ったら「やっぱ古いバイクのフィーリングはいいね〜!!」とすっかり魅了されてしまい、所有することにした。昨日名義変更を済ませ、質の悪い塗装だったタンクを塗り替えている。走行面でダメな点は今のところ見当たらないから、やれてる箇所を小綺麗にしたら長野の家周辺をちょこまかと動き回る足にする。
XT660Zは、知り合いがヘッドライトとその周りを完全にぶっ壊してそのまま一年以上庭に放置し、生殺し状態だったやつを引き取った。知る人ぞ知るマニアックな稀少車だがパーツが入手しにくいという欠点があり、テネレ700が出てから完全に消え去ったこの660だが、俺にとってはめちゃくちゃ楽しい素材だ。
当初のもくろみは、今年もやる8月のモンゴルツアーで利用することだった。機敏に走れるこいつなら参加者へ良いサポートができるだろう、と考えたが、今年は二週間ぶっ続けで走るので自分にとってもスキルを上げるとても良いトレーニング機会となる。ならばやはり去年同様XT1200Zで行った方が、重くて大変な分練習になると考えを改めたが、モンゴル関係なく自分のものにすることにした。
適当なバッテリーを繋いでセルを回したところ、ちょっとグズったあとに無事エンジンがかかった。燃料ポンプかインジェクターが詰まってなくて良かった。目に目えるエラーはフロントブレーキを握った時にランプがつかないぐらいで、こことヘッドライト、あとフロントウインカーを直したらバッチリだ。アイドリングも安定してるし、メーターのバックライトが赤く光のと、前オーナーが換えたLeovinceマフラーの重低音サウンドがとても気に入っている。


話は変わり、最近は長野へ来ても行く機会がなかった白馬へ、今日3月12日ひさしぶりに行った。目的は二つ。一つ目は知人の雨宮国広さんが主人公の映画
をパタゴニア白馬ストアで上映したらおもしろい、と思ったから店長にアポをとって説明。結果、パタゴニア主催イベントでやるのはハードルが高いが、俺が主催してやるなら上映会場として白馬ストアの利用はOK、パタゴニア白馬として集客の告知協力はできるとのこと。充分だ。こうやって引き続き打算の無い関係で繋がっていられるから、かつてここで働けて本当に良かったと思っている。6月24日(火)上映予定で進めていく。
その後、昨年友人が買った
Hakuba Third Place Lodge
を訪ねた。





こぎれいでこじんまりとして居心地がよく想像以上にいい感じ!
ひさびさに会ったので互いの近況報告をしたり仕事の話をしたりと盛り上がる。
寒さと雪で必然的に動きが鈍る冬も終わり、活発的に動き回る長野ライフのシーズンが始まった。活性を上げていこう!!
