WALK

約5ヶ月ぶりの投稿になってしまった。

春、初夏、梅雨と季節は移り変わり、その中で本当にいろんな出来事が起こったが、とてもそれぞれ思い起こして書くことができない。

やっぱり間が空くと気持ちも離れてしまうから、反省だ。今後、またコンスタントに書いていきます!

大きかった出来事を二つ。

①マン島TTレースツアーに行ってきました

ツアーがラップして添乗員不足になった道祖神からお呼ばれされて、去年のモンゴル以来約一年ぶりに海外ツアーのアテンドしてきました。

https://www.biketour.jp/tour/00103-isle-of-man-tt-race/

羽田空港出発時
出発便が90分遅れた結果、乗り継ぎ便に間に合んず、ドバイに一泊、、、
レシプロ双発でマン島へ!
市街地をブッ飛ばすイメージが強いTTレースだが、こんな山の上も走り、線路も超える。Bungalowという観戦スポットにて。
有名なジャンプスポット、Ballaugh Bridge
廃線となったMANX AIRLINEが置かれていた場所で、嬉しくなって撮影

お客さんを連れて海外を案内することは。タダどころかお金をもらって海外旅行できるメリットが半分で、あと半分は大きな責任感。そして、旅の本質を知らないお客さんのワガママに付き合う気苦労、かな。

願わくば年に一回ぐらいでいいから、こんな感じでガイドの仕事ができればいいな、、、!

②Touratech JAPAN

道祖神の仕事がストップしたあと、2021年1月から2022年の2月まで働いてた、ドイツ産のアドベンチャーバイク用スペシャルパーツを中心に取り扱うお店。

代表の太郎さんを筆頭に、そのパートナーのユミさんや店長の高橋さん、そして常連さんやその仲間たちがとにかくバイクによく乗るし、うまい人が多い、アドベンチャー野郎たちの聖地のようなお店だ。

実は5月から週末の土日を中心に、長野からこのお店まで行って働いている。代表の太郎さんにはとても可愛がってもらっていると思っている。特に、去年はモンゴルツアーの組み立てを任せてもらい、一緒に行って添乗員的な仕事をして、その費用の面倒を見てもらった恩もある。

説明をおもいっきり端折ると。

9月から俺は、完全にTouratech JAPANの社員となります。

まずは店長となり、ゆくゆくは会社の代表になる予定です。120%バイクを仕事にします。

これについての詳細は、また次回!

今までは持ち前の運動神経でなんとかなってたバイクだけど、これからはちゃんと練習して上手くなってやる!と決めました
ツアラテックのスタッフや仲間たちと。9月のキャンプイベントの下見ツーリング@福島

Little more than before

昨日今日と、最高気温が14℃まで上がり、雲一つない快晴に恵まれた。

家の周りの雪はすっかり溶け、遠くに白く輝く北アルプスの山々とのコントラストが最高!

初めて迎えた長野の冬は、やはりかなり寒かった。。。隣人のおばあちゃんが、今年はすごく寒かったよ〜っと言ってたから例年以下だったのかもしれないが。

これまでは夏も冬もどっちも関係なくアクティブな体だと思っていたのに、一段強い寒さの前には正直あまり行動的になれなかった。神奈川の冬に親しんだ体は、曇天が続く日本海型の冬に動きが鈍った。

が、その冬眠からも目覚め、気温が上がると同時にあきらかに体の活性が上がった。そして、バイクに乗りたい!!という活力が戻ってきた。

もともと3月24(金)に東京モーターサイクルショーへ行き、ついでに千葉に置き続けていたTTRをいよいよ長野へ連れてこようと、家主の軽トラを借りて行く計画を建てていた。行きの荷台が空荷になってもったいないな〜と思っていたところ、25日(土)千葉の林道ツーリングのお誘いが知人からあった。こりゃいいじゃん!シェルコを積んでってオフロードを走り、帰りはTTRを加えて2台積んで帰ってくればとことんバイクを楽しめるぜ!

というわけで、かわいそうに一年以上乗っていないシェルコを、久々に起こしてあげることからスタートする。

セルスイッチを押すが、何の音も反応も無い。バッテリーの電圧をはかると6v程度、そりゃ無理だと思って充電後にリトライすると弱々しくセルが少しだけ回ったが、すぐにまた無反応になった。再びバッテリー電圧を計ると12.6はあるから、バッテリーじゃない。全く電気がいってない感じだ。もともとプラス端子が接触不良気味だったのを思い出し、端子を取って銅線剥き出しでバッテリーのプラス端子に当ててセルスイッチを押すと、セルが回った。しかしエンジンがかかる気配はない。

このままではまたバッテリーが上がるから、車からのバッテリーからジャンプしてセルを回し続けるが、かからない。ガソリンが劣化してる可能性があるが、点火力が弱い気もするから、この機にプラグを交換することにした。

タンクを浮かせるためにガソリンを抜く

昔のオフ車と違ってタンクを外さないとプラグにアクセスできないから、ちょいとやっかいだ。でも、マシンに新しいトラブルが発生した時こそ、新しい知識が身につく。調子良く走っているバイクだと消耗品の交換ぐらいしかしないから。これまで手を入れてなかったシェルコの燃料タンク周辺の構造が知れ、プラグの外し方が確認でき、ついでにタンクとエンジンの隙間の泥汚れも掃除もできた。

バイクはすっきりすればするほどカッコいいと思う
燃料ポンプの関係でタンクをまるっと外すのは難しいから、プラグにアクセスできるようにマウント類を外してタンクを持ち上げる
こんな形になっていたのか〜
純正工具にあったプラグレンチは使い勝手が悪く、あれこれ考えた末二つをドッキングさせて使えばうまく機能した。
CR8EKの2極プラグだった。やはり状態は悪いから、交換する選択は正解だ。予備プラグを持ってなかったから、今日はここまで。

また、テネレも傷んだアンダーガードを外し、少しオイル漏れがあるのでオイルパンのボルトを増し締めし、そろそろやばいと思っていたフロントブレーキパッドの残量をチェックした。テネレは今後エンジンオイルとシャフトオイル交換、ラジエターの内部洗浄と不凍液の交換をして、3月15日には久々に走らせる予定!

そして、今日から家のリフォームが始まった。お風呂が新品になり、和室の壁紙を貼り替え、キッチンルームの壁紙と床を貼り替え、玄関や入ってすぐの部屋の一部に手を加える。3月10日に完成予定、より住みやすい家にパワーアップする!

中身を全撤去し、天井と床と壁の一部を剥がした風呂場。この後床にコンクリートが打たれ、新ピカのシャワーと湯船、そして脱衣所が出来上がる!

お風呂の床を掘り起こして出た砕石は欲しいと言ってみたらもらえた、ラッキー!これから庭に建ててやろうと思ってるティピーの基礎(内部は土間では無く板間にする予定!)の下に敷こう。

これだけの量の砕石を買うとまあまあの金額だし、運ぶのも大変だからありがたい

太陽を浴びて体を動かすと、自然と心も健やかになってくる。

やはり俺は動かないと、調子が上がらないタイプのようだ。

For Better Moto and Car Life

ようやくガレージに棚を設置することができた。

H1550mm、W910mm、D455mmの三段ラックを6つ作るのは、思った以上に時間と手間を要したが、出来は悪くない。ガレージ内の横幅ギリギリのサイズで、最後の棚一つは手で押し込んでも入らず、プラハンで脚を打って隙間にはめ込んだほどのクリアランスの狭さ。これでカオスだったガレージ内がようやくスッキリしたぜ〜!

製作課程はざっとこんな感じ。材料は2×4とOSB合板。

8フィートの木材までならエクストレイルにはギリギリ突っ込める。
一般的な1820 x 910mmの合板も問題なし。
サイズを決めて丸鋸でひたすらカットしていく。
屋根付きの作業スペースだと青空よりも断然やり易くてはかどる。
天板にするOSBもカット。長い直線を正確なサイズに真っ直ぐ切り進めるのはちょっと難しく、慣れが必要だ。
10フィートの2×4は車内に積めないため、使いたかった半分サイズにお店であらかじめカットしてもらってから持って帰った。
今回ちょっと気を遣って、木割れ防止の下穴をちゃんと開ける。
材料のカットと下穴開けを終えたら、組み立て工程へと進む。ワークテーブルとジャッキが大活躍してくれた。
今回の棚は、はしご状のフレームを二つ作り、天板を渡してそれらを連結させる構造。
完成!こんなやつを6つ作りました。
ガレージの後ろ一面を全てが棚に変わり、バイク同士の隙間も余裕ができた。
あと、ついでにタイヤラックも作ったが、こちらは思い付きのノリでやったから出来はイマイチ、でもまぁ使える。
机も設置し、これで細かい作業もしやすくなった!
また、三つある納屋のうちの一つの中にまぁまぁの量山積みされていた単管パイプや長い木材を、違う納屋へと移し替えて内部を整理し、この納屋に車を頭半分だけ突っ込めるようにした。
これで駐車中のフロントガラス凍結が劇的に減り、朝がとても楽になるぜ!

この納屋は春になったら内部をすっからかんにして(春先まで動かせない家主の荷物があるため)、完全に車用ガレージにすることに決めた。

この地で生きていくためには、車は本当に欠かせないライフラインだ。雪深い季節になり、そう痛感している。そしてこれまで以上に愛着と感謝の気持ちが生まれ、大切に扱うために車もちゃんガレージ保管することに決めました!

Brand New Year, Mind

2023年は、やきもち家で働きながら迎えた。今年ほど年越しに無頓着だった年は、かつて無かった。

山に遮られて初日の出は見えない地形だが、朝焼けは拝めた。
囲炉裏のある茅葺宿。毎日見てると家に囲炉裏がほしくなり、そのうち必ず自作してやるぞー!ガレージが二つあり、納屋が三つあり、広い庭が二つある今の家なら、何でも作れるし置けるからほんと最高だ!

2022年の元日は、ロシア最東端デジニョフ岬を目指す冒険の覚悟とともに迎え、本州最東端から昇る朝日に願掛けをすべく犬吠埼へと走った。その挑戦への夢が、まさかの戦争勃発によりおあずけをくらい、目標を失ったことにより生まれた時間とエネルギーを、移住という人生の旅へとシフトさせた。

8月初めに川崎→白馬へ、10月末に白馬→中条へ、3か月間で二回も引っ越し、家、生活、仕事、知人をゼロベースから築き上げた新天地での時間はとても濃密で、数年が過ぎたような感覚だ。それだけ新しい刺激に満ち溢れていたから、2022年が終わり一年経つというのは実感とかけ離れすぎていて、とうの昔に2022年は終わっているような気分だったから、心の抑揚が全く無い年越しとなった。

でもいちおう、らしいことをしようと元日の仕事後に、家から歩いてすぐ近くにある宮神社へ初詣。諏訪湖にある有名な諏訪大社と関係があるそれなりにエライ神社らしい。宮司さんとも仲良くなり、本殿内に入らせてもらいお祓いを受け、その後一緒に御神酒を飲んだ。

新年早々良い体験ができ、いいスタートを切れそうな感じがした。

本殿内

そして、これまでサボってたDIYもそろそろやるかー!と、新年をきっかけに気持ちの切り替えができ、始動。まずは郵便受けを作った。備え付けのものが無いため、今までは適当な箱を置いていたのだが、何となく年賀状はちゃんとした郵便受けで受け取りたいと思ったから。

1×4の木材で作ってみた

この勢いでガレージの棚も製作して物をキレイに収納し、ワークスペースを生み出して、バイクいじりできるようにするぞ!

これといって気持ちの抑揚なく迎えた新年だけど、うまい具合にリセット&リスタートの良いタイミングとして利用できました!

Life in Snow

白馬は12月はじめから平地でも積雪し、スキー場もオープン。この地域に暮らすからには滑らないという選択肢は無いので、7~8年ぶりにスノボ復活!

ウエアは上下ともパタゴニアのサンプル品を借りられる、ラッキーだ!
12/21の八方は風もなく雪も良くベスコン!

復帰第一戦はパタゴニアスタッフと八方尾根を滑り、昨日はひとりで47&五竜へ行き、なんだかんだ楽しくて一日滑った。

12/29の五竜&47は視界不良になるシーンがたびたびあったが、そのぶん雪はタップリあった

大学生~社会人始め頃までは毎冬滑りに行ったものだが、よくてシーズンに3回ぐらいまでで、そのうち行かなくなってしまった。今、ゲレンデまで30分ちょっとで行けてリフト代だけで一日遊べるから、これから冬はこれだ!的な感じで雪山が一気に身近な遊び場に変わった。

スノースクートが超気になっている、今シーズン中にはじめてみたい!

住んでる中条は白馬に比べて雪は少ない場所だけど、珍しく初雪でかなり積もったから、電動バイクのSUR-RONをガレージから出して雪中ライド。

雪が多すぎても進まないし、硬すぎても滑りすぎて危ないのだが、バッチリな新雪だった!

もっと広い裏庭ではもっと走り回れた。
去年は雪山まで車で運んでって走ったが、今年はそれが自宅で楽しめるなんて!想像もしなかった環境の変化が感慨深い。

雪との共生が必要なここでの暮らしは、時に大変なこともあるけど、それ以上に楽しまないともったいない!