Star Carpet Ride

タイトルはRAVENの一曲で、隠れた名曲。引き続き、チバユウスケを偲んで。

2023年が終わる。

2022年11月に白馬から中条に移り住み、理想の場所を手に入れたが、紆余曲折を経て今年9月にTouratech JAPANに入社したことで相模原にも家を借り、二拠点ライフとなった。去年もそうだったが、今年もいろいろな出来事があり過ぎて1年間とは思えないほど長く感じた年だった。

最近、休日はなるべく長野に来るリズムにも慣れてきて、ますます楽しくなってきた。

神奈川でガンガンバイクに乗り(全てはGSトロフィー2026の日本代表になるために。寒い朝がんばって早起きして、ツアラテックのYUMIさんと猿ヶ島を爆走している)、長野では乗らなさすぎてエンジンかからなくなってたSHERCOの復活メンテを中心に、DIYやったりのんびり過ごしたり知人と食事したり、やりたいことしかやらない時間を過ごす。自然豊かで人も車も少なく静かな空間ゆえ、とても心穏やかに過ごせる。いまや何もしない時間すら充実感を覚えるほどで、庭に佇んでいるだけでこの上なく満たされる。

朝練@猿ヶ島での一コマ。成長は感じられるが、まだ難所ではコケることも。
SHERCOのタンクから引っこ抜いた燃料ポンプ、こんなでかいので知恵の輪のように工夫しないと出せなかった。当初セルは回るがエンジンかからず、プラグ交換したけどかからず、となればガスが行っていないということで、こいつを摘出するに至った。燃料ポンプが壊れてるか詰まってるか、インジェクターが詰まってるかになるから、四苦八苦して燃料ポンプを外してクリーニング、タンクの中も丸洗いして、インジェクターにつながる燃料ホースから燃料添加剤とキャブクリーナーを注入し(悪いガス汚れをクリーニング)、しばらく放置してクランキングしてみる。しばらくはセルが虚しく回るだけだったが、繰り返すにつれて「ポコ!ポコン!!」とエアクリが吸気を始め、そのうちにサイレンサーから「ボボッ!ボボンッ!!」と排気も出始め、そして復活!!!
エンジンが息を吹き替えしたので、ヘッドライト、メーター、ウインカーが点灯するようにハーネスのダメな場所を直して、ぶつけて歪んだサイドスタンドを社外品に交換したり、この際だから他にも気になる箇所に手を入れて、1月中には完成させてまた乗り出すぜ!

12/27から30まで長野でのんびりして、31から神奈川で家族と年を越し、1/2からさっそくGSで猿ヶ島を走って2024年のスタートを切る予定だ。

来年は、とにかくライディングスキルを上げるためにバイクに乗りまくり(GSだけではなくSHERCOやトライアルとかもやっていろいろ上手くなる計画)、次期ツアラテック代表として仕事にも全力で打ち込み、長野ではまず冬の間にトライアンフを普通に走れる状態に仕上げる(エンジンはかかるがヘッドライト含めて灯火系はまだ一つも付けてないしリアブレーキもこれから付ける)。春以降は庭にティピーやウッドデッキ製作、井戸の有効活用、そしてもしも二週間にいっぺんぐらい面倒を見ればオッケーな野菜や果実があれば育てていきたい。

やりたいこと、目標が明確に見えていて、良い年になりそうです!

12月4日から8日まで、社員研修 in VIETNUMしました🇻🇳
走ってるバイクの数が恐ろしく多く(ハノイ市内の交通はカオス🌀)、好き勝手に動き回り、その立場は車よりも強いように感じた。Hobbyバイクとは一台も遭遇せず、人と物の運搬が目的の働くバイク率が100%!
本場のフォーは安い•ウマイ•早いで最高!ベトナム料理は必ず野菜たっぷりだからたくさん食べてもヘルシー🥬
レンタルバイクはR1200GSアドベンチャー。オンロードタイヤだからオフは攻めなかった
ラオスとの国境検問所にて。ベトナムトリップはかなり良かったから、追ってちゃんとまとめ書こうと思います。
12/8ベトナム帰国日に成田空港から白馬へ直行して、そのままパタゴニア白馬ストアへ。
歴代スタッフとその家族、関係者が集まったパタゴニア白馬ストア10周年アニバーサリーパーティ🎉🏔
ちょっとしか在籍しなかった俺だけど招待してくれて、なんて仲間想いの会社なんだ!と改めて思いました。
心よりおめでとう。
そしてありがとう!!

The melody of planet

チバユウスケが死んだ。

これまでの人生で、俺が最も聴いた歌声のひとつが、いまの人格を形成する上で深い影響を受けた人物の一人が、この星から消えた。

Thee Michelle Gun Elephantはもちろん、Raven、Rosso、Midnight bankrobbersなども最高、The Birthdayの初期までは聴きまくり、ほどなくして音楽性が自分が求めるそれとは変わっていって以降は追いかけなくなった。

だから、現在進行形のヒーローではないので、先週のベトナム旅行中に訃報を知った際は、不思議とショックは少なかった。

むしろ、あの歌い方だったし酒もタバコもガンガンだったから、食道がんになった時も「そりゃそうだよな〜、、」だったし、稀代のロックスターよろしく短命で燃え尽きたその死に様に、さすがチバだぜ!!とカッコよく思ったほど。

死んだことにより恋しくなって夜になるとチバに会いたくなって、俺が好きだった時代の歌を最近聴く。

夢中になって聴いてた当時の気持ちが、心が蘇り、涙が出る。

でも、この歌声とメロディはこの星に永遠に残り、俺と似た感性を持つ人の魂を揺さぶり続けるんだと考えると、救われる。

一人の人間が、誰かに与える影響力。彼は間違いなく、その力を持つ最高峰の人物だった。俺にとっても、俺と似た世界中の数多のろくでなしにとっても。

さすがにチバさんまでとはいかずとも、俺もちょっとだけでも誰かの心に残り、強さや勇気を与えられる存在にまで成長してこの世を去れれば、少しは生きた甲斐があるのだろう。

そこまで、彼の存在は俺にとって偉大だった。

ありがとう。

好きな曲はいくつもあるけれど、その中でもまさに惑星レベルの激しさと美しさを併せ持つ、俺の中でチバの名曲ベスト3に入る、星のメロディ。
頭の中を空っぽにしたい時に最高、ハイネケンを飲んで飛ぶ鳥になれる!
こんなキラキラしたロックがつくれるんだ!と、ミッシェル解散後に希望をくれた曲、シャロン。名曲中の名曲!たとえチバは死んでも、その輝きを永遠に紡ぐ唯一無二の最高傑作!

この紹介をみると、俺はROSSO時代の曲が尖りつつも一番メロディアスで、好きだったな。

こんな命を削る鋭い歌声は、チバしかありえない。

Shaker maker

休日は、なるべく長野にいます🏞
が目標の、二拠点ライフ。

神奈川で仕事暮らし
長野で田舎暮らし

でも9月はなんだかんだと忙しくて、先週の10/17(火)-18(水)、約一ヶ月ぶりに長野の家に行った。

一番の目的は、本格的な雪山になる前の程よく雪があるタイミングで、五竜岳を登頂したかった

間隔を空けて来ると、定住していた時よりも家の周りがここまでのどかで静かだったのか〜!!と改めて気付く。

とくに夜中や早朝は、まるで田畑や木々や草花のエキスを濃縮したような香り深く、冷たくとてつもなく澄んだ空気が、鼻を突き抜ける。呼吸すると肺が浄化されるような気分です。

2814mの五竜岳を一気に登って降りる日帰りアタック。快晴•無風のベスコンだったけど、、
やられた〜!!
ここ数日の天気で雪はもっと少ないしあっても溶けて柔らかいはずだと思ってたけど、、、
この写真よりもっと先、山頂が見えるところまで進むと、氷の斜面にへばりつく難所になり、前爪あるアイゼンとピッケルが無いと太刀打ちできず、ミスると間違いなく死ぬ状況になってて、勇気ある撤退を判断しました。
贅沢な空間での絶景ランチ。登山ギアはパタゴニアが最高です!!

二つのベースを持ったことで、今まで足りなかった何かが満たされた感じがする。
ひと所には留まれない心身のバランスが、このライフスタイルによって整うのだろうか???

朝、家からバイクでバックパック一つで走り出して30分後には麓に着く。そしてあんなに非日常的な自然と会える。やっぱ長野ライフ最高、行ったり来たりするぜ!

こんな感じで、バイクが生活の大半を占めつつも、自然の中で暮らして遊んで心身を育むことこそが何より楽しくて大切だと思うから、その両方を高いレベルで実現している自分のライフスタイルを突き詰めて、同じようなことをする仲間を増やしていきたい。

Vehicle inspection

昨夜仕事の後、相模原から川崎区の桜本へと、二つの目的のために向かった。

一つは人格形成の核となった桜本中学校時代の、一番よくつるんでためちゃ楽しい奴らと9人で地元飲み。

もう一つは、車(2010年式の日産エクストレイル/T31ディーゼル)の車検。車での初ユーザー車検にあたり、バイクでは何度もユーザー車検してる勝手知ったる川崎の陸運局が一番気楽だから。

地元飲みは案の定、ずっと腹の底から笑っぱなしだった。ガキの頃から一緒に遊んで、時にはケンカもしたけど、今でも会えばみんなあの頃に戻れる、かけがえのない仲間たち。

車のユーザー車検は、以下の項目はバイクと同じで予想通り。

灯火系統•ブレーキの効き•スピードメーターの精度•排ガス数値

でも、最後の車体の下回りのブーツ破けやボルト緩みがないか?のチェックは、予想以上にトンカチでいろんな箇所をガンガン叩かれて、入念にチェックされた感があり、ここで落ちたら嫌だな〜と待ってる間かなりヒヤヒヤさせられた。

でも、無事に合格できました!ほっと一安心。

小さくなったNew車検証を無事ゲットできました

さすがに車の下側をチェックするためには、リフトなどの専用設備が必要だ。去年の今頃に点検に出しておいたのが功を奏したのだろう、今回はそのままノーチェックで持っていって受かったけれど、二年後にはどこかしらがダメになっている可能性はあり得る。

下回りの検査ポイントを調べて、事前に大丈夫かどうかチェックしておかないとな〜と思わせてくれる、なかなかスリリングな時間でした。

川崎の陸運局は東京の鮫洲とかに比べてめちゃくちゃ空いてるのも魅力だ。今回11時半頃にレーンに入ったら、待ちゼロでした!

13年たってるエクストレイルだけど、ディーゼルなのがお気に入りだし調子良く走ってくれてるから、まだまだよろしくな!