Moving in progress

白馬の家から、中条の家への引越しを進めています。

まずはバイクやパーツ、タイヤや工具を運ぶことを最優先に。新居の家主が軽トラを残していき、引っ越しに使ってもOKと了承を得たので、トランポできて超助かる!大きく、立派なガレージへと運び入れていく。

MY FLAG SHIP、最強の相棒テネレはもちろん自走でチェックイン。
7月にエンジンフルオーバーホールを終えて生き返ったトラはまだ実用レベルに仕上げられてない(リアブレーキや保安部品をつけてない)から、トランポで。軽トラ様ありがとう!
超がんばって直した(一年半かかった!)から荷物ガチャガチャして万が一でもぶっ倒れたら悲しいので、混載するのはタイヤだけにした。
そして恥ずかしながら、去年の8月に四国の剣山スーパー林道を走って以来、一年以上乗らずにきてしまったシェルコも念のためトランポした。軽トラ様様でした!

テネレ、トラ、シェルコ、アグスタ(先週遊びに来た大阪の知人の預かり車両、11月中には大阪に運ぶから無くなる)の4台の引っ越しが完了した。

FT-1はエクストレイルで運べるし、サーロンは普段の足に使うから後回し。FT-1はこっちでも部屋の中に飾る床の間バイクにする。

このガレージ内の最適なレイアウトを考えて整理整頓を終えたあかつきには、千葉に置いてあるTTRもここに持ってくるつもりだ。そうすれば現在所有している6台のバイクがついに、初めて一同に揃う!

まぁ冬じゃなくて春ごろになる予定だけど、その時がとてもとても楽しみです!

Countdown

あっという間に10月20日。いつも思うが(きっと誰しもみな思っているだろうが)、時が経つのはほんとに早いもので、みそら野での暮らしもあと10日あまりとなった。

最近の生活はというと、この家の周りにはえてるキノコを採取して、キノコ汁と炊き込みご飯を作ることにもっぱらはまっている。

この二週間で唐松岳と白岳に登ったが、この炊き込みご飯を保温ジャーに入れて頂上で食べると、なんだかすごく「やったぜ!!」というものすごい充実した気分になった笑

ラッキーなことに唐松岳では雷鳥をたくさん見れた。

一週間で一気に季節は進み、翌週登った白岳の山頂付近はすでに雪が積もっていた。

王道はカップラーメンだけど、バーナーもコッヘルも燃料もいらないから、自宅で採集したキノコの炊き込みご飯のがエライと勝手に思っている。まぁ白馬に住んでるからできる技だけど。

16㈰〜19㈬まで、東京と神奈川県に行っていろいろと用事を済ませた。久しぶりに風魔プラスワンに行ったら、ラッキーなことにシェルコに合うであろう前後ホイールをタイヤ付きでくれた(正確には使えたら幾らか支払う)から、荷物も少なかったのでテネレに積んで帰ってきた。

風魔でペットボトル対応のハイドレーションを見つけたから購入し、さっそく山で試してみたら便利だ!
MADE IN ISRAELだった

パタゴニアの研修やらバイク関連の仕事や付き合いで、11月は首都圏に2回、大阪&兵庫に1回出かける。そして、中条の家での暮らしがはじまる。

あいかわず、いろいろ動き回ってます!

Ocean

土日に行われたバイクイベントをお手伝いしに、石川県千里浜なぎさドライブウェイへ行ってきた。白馬に来て千里浜が近くなったこともあり、風間さんより土曜日だけ手伝って、日帰りでいいからさ!というオファーだった。

最高の天気だったし荷物も少なかったから、テネレで行った。浜は午前中はベスコンで、125km/h出してもまったく不安なく走れた。しかし、その後どんどん乾いてフカフカになり、イベントの最後の方は極地的にスタックと転倒者が続出して大変になってしまったのだった。

退屈極まりない高速ではなくて往復ともオール下道。糸魚川から北陸へと伸びる8号線は、特にシーサイドラインの景色、信号の少なさと流れの良さに感動した。

気温一ケタ台の白馬の山々を早朝に出て、海へと向かうにつれて気温はグングンと上がり、空気が潤ってくるのがわかる。久々に海を見て懐かしかったのと、緑がなんだか白馬よりもモシャモシャしているな〜と感じ、他愛もない景色が珍しくて写真を撮る。この2ヶ月間で気が付かないうちに感性が変わっていた。

肝心のイベントにおける自分のパフォーマンスはというと、不甲斐なさに反省しきり。大きなイベントを仕切る現場からしばらく離れているし、今のマインドもそういうごった返した場所を求めていないから、これも気が付かないうちに所作を忘れている。もう来年は手伝いに行かない方がいいかもしれないな。

日曜日の午前中に帰宅して、午後からは白馬のオクトーバーフェストへ行った。

暑くてビールがすすむ!なにかとお世話になっている杉本さんと。

さて、明日からパタゴニアの仕事がはじまります!

New House at NAKAJO from November

今朝、白馬から東へ約25km、ちょうど長野市内との中間にある中条に行った。そして、先日中条役場の移住受け入れ担当者が紹介してくれた家で、家主と役場職員と三者で話し合い、晴れて俺が借りれらることが正式決定した!

日本の入国規制撤廃も秒読みで、Mayloが10月中には帰ってくる見込みになったから、11月1日に白馬からこの家に移ることに決めた。白馬は人気が高く物件を探すのが難しいから周辺をあたったところ、理想を超える家に出会えた!

すぐに住める新しい家で、超広い庭があり、ガレージが2つ、納屋が3つもある。

家の裏にも、もともと畑で使っていためちゃくちゃ広い空き地があり、さらには使っていない田んぼまである、、!

この家に至るまで何軒か見て回ったが、正直どこも長らく人が住んでないそのままじゃとても住めない、汚れてガッタガタの空き家だった。せっかく田舎に来たんだから古民家や日本家屋への憧れはあるが、それは誰かが維持管理したり再生してこそで、そうならなかった家は死ぬという現実の厳しさを目の当たりにした。

あえてそういう家を安く手に入れてセルフリノベーションしながら住むというやり方もあるが、俺が見た家々はそんな気がとても湧かない、ちょっと住むだけでさすがの俺でも具合が悪くなりそうなくらい危険な香り漂う、途方もない時間と労力と資金の代償を伴うレベルだった。

その点この家は長野市内に本宅がある方のサブハウスで、近年は使う理由もなくなり、草刈りや風通し目的で二週間に一度ぐらい家を使っていたからバリバリ住める状態だ。でかい冷蔵庫やテレビ、レンジとかそのまま使っていいとのこと!家は大きくなくてもいいから外の物置スペースが広くて隣接する民家がなく、バイク5台(TTRが千葉に置いてあるため)を保管できるガレージがあれば最高!という俺の願望をこの家はすべて満たしてくれた。

今の白馬の家のように木々に囲まれ小川がせせらぐような自然景観や環境は無いが、実際暮らしてみると日当たりの悪さとすごい湿気が非常にネックだったので、俺にとってはこの中条の家の環境の方がいいとわかった(革ジャンとか全部カビた、、)。白馬村までの通勤も長野市内に出るのも、メインとなるオリンピック道路まで100mほどとアクセスも素晴らしい。

10月22日に鍵をもらう約束をしたので、その後引っ越しをして11月1日から完全にここに転居する。決して仕方なく移るんじゃなくてベターチェンジ、より理想的な生活へのステップアップです!

Simple Life Rhythm

9/7〜13にかけて関東に行き、ツアラテックのキャンプイベントのお手伝いと、タイムトンネルのツーリングの下見と、テネレを整備して車検を通して、おととい白馬に戻ってきた。

引っ越し完了までの間に白馬まで乗ってくる段取りがつかず、大和の姉宅に預けている間車検が切れたテネレ。車検場ではミラーが小さすぎる(初めて言われた!)やヘッドライトテストで苦戦したり(これは想定内)で制限時間ギリギリでリカバーでき、無事車検更新できて嬉しかった!

久々に乗ると低速のトルクの太さに思わずのけぞった!直前まで乗ってたCB400Four(タイムトンネルツーリングの下見のためにお店から借りた)が直管で抜けが良すぎて下がスッカスカだった影響も大きいけど、あれ、こんなにすごかったっけ!?と思うほど強烈なピックアップ。乗ってると普通になるけど、そういうバイクだったんだな!

オフヘルメットで乗った水冷ヨンフォア。これはこれでなかなかいいバイクだった
俺のフラッグシップのテネレをようやく白馬に持ってこれたー!復活したトラと並べてガレージに置けて、感無量!眺めて良し走って良し、いまだにこのテネレには飽きていない。

9/5以降、空いている日は家から4kmほどにある飯森ゲレンデの草刈りアルバイトをやっているが、すごくいい感じだ。

7時40分頃に家を出てゲレンデまで電動バイクで10分弱、まずこの通勤路がのどかでたまらない。

白馬の山々の麓に広がる爽快なあぜ道を行く。

そして、こんな景色に包まれながら8時〜17時まで、スキー場の斜面を登り下りしながら草刈り機をひたすら動かして、いい空気の中でいい汗をかくのだ。

草刈りに没頭しているうちにあっという間に時間がたち、仕事が終わる。17時過ぎには帰宅してシャワーを浴び、乾いた体に冷たいビールを流し込んで、その後はゆっくり夕食をとり今後の生き方などをじっくり考えて一日が終わる。

川崎で暮らしていた時は、例えば家から川崎駅までのわずか約2kmをバイクで走る間、車、信号、人、建物などがとにかく多く、視覚からゴチャゴチャゴチャ流れ込んでくる情報処理に神経が奪われていたが、ここではただただ美しい山々を眺めているうちに気がついたら4km進んでいるし、その間信号は二つだけだ。

家の周辺も人も店も少なくて自然に溢れているから、乱暴に言えばグチャグチャに散乱したゴミのような出来事に関わることなく、マイペースで過ごせる。 

一言でいえば、生活がとてもシンプルになった。そして、日々とてもリラックスできている。

このライフスタイルと環境はかなり理想的で、おもいきって白馬に引っ越して本当に良かった。この家はやがて出るが仕事は白馬でするから、このままこのリズムで過ごせることを心から願っている。