お彼岸ということで、恩人に会いに千住の慈眼寺へ行ってきた。
名前は、浅井 明さん。喜望峰に到達できたのも、この方のおかげだったと言っていい。
昨年の7月、浅井さんのガレージをお借りして指導を受けながら、エンジンやサスペンションをオーバーホールしたのだ。
それだけじゃなくて食事や飲みに連れて行ってくれて、自身がアフリカを走った時の話をしてくれたりもした。
浅井さんは、パリ・ダカをはじめ数々の国際ラリーに2輪でも4輪でも出場し、4輪でパリ・ダカのクラス優勝も果たした、スーパーライダー&ドライバー&メカニック。
(浅井さんのことや写真が載っている、YSP横浜南のサイト)
https://ameblo.jp/yspyokohamaminami/entry-12332629659.html
そんなスゴイ人にも関わらず、飾らない気さくな人だった。風間深志さんの親友だったので、よく風間事務所に遊びに来ては話をしたり、イベント前には発送作業を手伝ってくれたりした。
出発前の壮行会にも来てくださり、その時には
「本当にお世話になりました!必ず無事に帰って来ます!」
と伝えて、
「バイクは大丈夫だから、頑張って来いよ!」
と背中を押されて、別れた。
自分が旅の途中で死んでしまう可能性はあると思っていたが、浅井さんがまさか俺よりも遠くに旅立ってしまうなんて。。
昨年の11月、ギリシャのアテネを出発しようとしていた朝、信じられない訃報を受け取った。
二人で撮った写真が無いのが残念でならない。
長旅でボロボロになったバイクだが、浅井さんに会いに行く今日は何となくキビキビと良く走る。
やっぱ、バイクは大丈夫だった。
ただいま。ありがとう。さようなら。
※9/25追記
壮行会に来てくれた丹野さんより、浅井さんと写っている写真を頂きました。
真ん中にいるのが浅井さん、本当に優しい表情をしている。丹野さん、写真ありがとうございました。
残念ながら、人は必ず死にます。
それが血縁、恩人、友人だったりすると、深い悲しみに沈みます。
そして残された者の使命は、その人たちの素晴らしかった面を受け継いで、後世に残していく事です。
故人の精神を受け継げば、絶対にその人を忘れません♪
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カネの大恩人なんだね。天国から見守ってくれていたんだね。\(^o^)/
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