ウズベキスタン北部にある最後の大きな町、Nukus以北は砂漠の中を一本の道が貫いているだけで、ただひたすらに何も無かった。国境を越えてカザフスタン最初の町Beyneuまでの約510km、ガソリンスタンドは無かった(正確には1つか2つあったが営業していない)。日本だと東京から大阪までの距離になる。
途中、まさにオアシスのようにポツンとあったトラック野郎たちが集まる大きなレストランBon Voyageに寄り、ローカルからガソリンを買えたからこの区間を突破できた。
12日 この旅三度目のカザフスタンへ入ったところで日が落ち、Bayneuまで100km近く真っ暗なガタガタ道を走る。
13日 カザフスタンでもウズベキスタンに近いこのエリアはガス燃料の車が主流で、スタンドを何軒も周るがどこもガソリン切れ、最後の1軒でも4日待って整理券を買えと言われるも、困っている旅人をアピールし粘ってその場を離れずにいるとこっそり給油してくれた!
最初強くNiet(ニィェット)=Noと言われて冷たく感じたおじさんから、「急げ急げ〜!」や「写真撮ろうぜ!」と陽気な言葉を聞けた時、ガソリン砂漠が終わったんだと実感する。
14日 カスピ海北端の町Atyrauより、日本のバイクイベント『プレミアムSSTR』にネット出演させて頂き、お世話になった風間深志さんや日本のバイク乗りの方々と久々に会話ができた。貴重な時間をありがとうございました!
(Facebookで配信したライブ動画へのリンク)
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