My Way

1月5日の今日、奥多摩林道ツーリングに行ってきた。バイクはスーパーテネレで。

リアブレーキがほとんど効かなくなってフロントしか使えない状態だったから、前日にパッド交換とピストン掃除とフルード交換。安心して使えるリアブレーキに1ヶ月ぶりに復活させてから走る。しかもパッドはもう完全にアウトで、ディスクローターアタックまでほんとあとわずかだったから、やって良かった~。フロントも時間つくって早いうちにやろう、まだ効くけどフルードが古すぎるし。

正直、朝出る時はけっこう憂鬱だった。重いテネレでの林道走行はただでさえ勇気がいるのだが、この時期の奥多摩は非常に寒くて舗装路も未舗装路も凍結が潜む。でも、ロシア最東端に挑むつもりならば、こんな程度で尻込みしてる場合じゃないという気持ちで飛び出した。

結果、凍結箇所はそれほどなく、予想していた苦戦や転倒なく走り切ることができた。まぁ、優しいコースということもあったけれど、一応うれしい。案内してくれた人や一緒に走った人たちに感謝だ、楽しかった。

走りながら、俺はバイクで何がしたいのだろう?と考えた。

もともと、行きたい場所へ自由に移動したい、という気持ちが原動力で乗り始めたバイク。走りまくり行動範囲がどんどん広がり、気がつけば地球規模で道なき場所も走るようになり、結果としてオフロードライディングが必要となった。だから、自分がオフロードライダーだとは思ってないし、そう言っては本気のオフロードライダーに失礼な気がする。

俺はなぜ、何のために走るのだろう?と考えた。

答えは出なかった。ただ何となく走りたいから、としか思い浮かばなかったし、全てのものに答えがあるわけではないことが今はわかっている。

そして、俺は技術的に優れたライダーではないから、そんな俺にできることはバイクという乗り物を地球スケールで描き、無理とか限界とかいう決めつけを恐れずに走らせることだけだ、と改めて心に刻んだ。

それ以外のことは、俺以外の人がやればいいのだ。

Song 『Walk on the Wild Side』/ Lou Reed より

She says, “Hey, babe. Take a walk on the wild side”

Said, “Hey, honey. Take a walk on the wild side “

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