Some million miles away

5月か6月(おそらく6月出発にすると思う)にスタートする、電動バイクによるユーラシア大陸最東端・デジニョフ岬到達チャレンジ。

旅の相棒SUR-RONのL1Eは2月17日(木)に納車予定、25日で40歳を迎える自分への大きな大きなプレゼントとなる。青が好きだけど、このバイクは赤を選んだ。これから狂熱をまとって命のやり取りが待つ世界に飛び込んでいくには、赤がよかった。こいつは俺の命を目的地まで運ぶか、それとも止めるか。いずれにしても燃やし尽くすんだから、やっぱり赤でいい。

今年はだいたい半分となるマガダンまでの約5000kmを、下記ルートで進む。三菱のアウトランダーPHEVをサポートカーとして併走させて、バッテリーを充電する計画だ。サポートカーはこれから三菱に、耐久テストとして一台提供してくれませんか!?とスポンサードをお願いする。

ウラジオストク→A:ヤクーツク=約3000km

A:ヤクーツク→B:マガダン=約2000km

ナビは3000kmを41時間と算出するが、時速75km/hで休憩なしで41時間ずっと走りっぱなしの計算だ。燃費ならぬ電費を考慮すると速度はせいぜい30~40km/hで走るとして倍の時間がかかり、1日の走行時間はせいぜい8時間とするとさらに3倍になるので、計算上では

41時間×2×3=246時間/約11日間

が目安となる。休息も含めると14日間が妥当か。その先の2000kmは、これも計算上では

246時間×2/3(3分の2)=164時間/約7日間

やはり休息も考慮すると10日間とし、合計で24日間で5000kmを走破という一つの基準が見えてくる。現実には、原野の中ではなくてなるべく村や町で夜を明かすようにしたいので、その情報を正確に把握してどこからどこまで進むのか、1日ずつを刻んだ進行計画を立てるのが次のステップだ。

なぜ、なるべく村や町で夜を明かすようにしたいかというと、食料と燃料の確保、野生動物からの防衛と安眠、情報収集や異文化交流(旅の醍醐味!)などが挙げられる。一日一日の負担や消耗を極力和らげて常に心と体に余裕をもたせ、いざという時に爆発させるための力を残しておくことが、先の見えない過酷な長旅を続けるコツといえる。

正直、いろんな苦労はするけど道があるんだし今年の旅はあくまでもプロローグ、まぁ大丈夫だろう!と軽く考えていた。が、どうやら想像よりもだいぶ過酷なことが、このサイトを見てわかってきたのだ。ヤクーツクから先マガダンまでの間は、通称「骨の道」と呼ばれる辺境の荒野に切り開かれた2000kmのダートらしい。

https://slownews.com/stories/9DWZ3Kn89zE/episodes/ocllFhf8LEA#3a831f7

こいつはアタックのしがいがあるな。

こういう難しさがないとやる意味ないぜ、軽くて走破性バツグンのSUR-RONの真価を試すいいチャンスだ!

と、さらに燃えてきた。

Keep on Rolling.

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