
4㈬〜5㈭。こんなルートで走り、前々回書いた白馬の家を見に行きつつ、ツーリングを楽しんだ。一生忘れない、人生の大きな、強烈なターニングポイントの二日間となった。結論から述べると、とりあえず10月半ばまでその家に住むことになった、もっと延びる可能性もあるけど。ライダーハウス業は関係なく、普通に暮らす感じで。









こんなことを書くと気を悪くする人も多いかもしれないが、もはや日本人の「理想の人生」として描かれている「新築一戸建てorマンションを買ってこそ一人前」という価値観はある種の洗脳で、ここにいるといかにおかしいかわかる。どこもかしこも人で溢れた場所で、建物がびっちり隣接し合う狭いウサギ小屋を、定年まで払い続けるウン千万円ものローンを組んで購入し終の棲家が決まり、その結果自らに大きな足かせをはめて仕事に縛り付けられる。多くの人が「そうしなきゃ立派な大人の仲間入りできない!」と信じて疑わずに行うこの行動は、どう考えても住宅メーカーその他のビジネスシステムを、ひいては日本の経済を崩さないための巧妙な罠だと思う。ウン千万円あるいはそれ以上かけて手に入れた家は、わずか一・二世代が利用して廃墟になるか潰し、また新しいウサギ小屋をウン千万円かけて建てる。広い土地の家を安く手に入れて、工夫しながら住み、改修や修理を自らすることで「自分の家」の愛着がさらに高まり、心身も若々しく健全に維持できて、よっぽどいいんじゃないか?















軽井沢のクラフトビールブルワリーで買ったというパーカーを着るRobさんとMayloと乾杯。二人ともかつては散々飲みまくっていたが今はほどほどに控えているそうで、その点も俺と共通していて気が合った笑 お互いのこと、バイクのこと、音楽のこと、人生の価値観について、似た者どおしでポジティブに語り合った。




















こんな景色に負けないぐらい、素晴らしいものが心の中に手に入った。深いけど、次回書こうと思います。
