Rider’s House HAKUBA

三年前に知り合った、世界をバイクで旅するチェコ人のMaylo(マイロ)。

チェコをバイクで旅立ち二年半後に日本へたどり着き、スノーボーダーがゆえ白馬の雪に心を奪われてそこに住みたいがために傷んだ家を買い、自分でリフォームして今年から宿泊施設としての許可を取るまでに漕ぎ着けた。三年前に泊まらせてもらった時は床板や壁を剥がしている途中だったから、完成してどうなったのかぜひ見てみたい。

そんな彼が、「半年ぐらいチェコに帰るから、その期間中白馬の家に住んでくれる人を探してる。なんならこの家を使ってAir BnBで稼いでも構わない」と連絡があったから、彼がチェコに帰る前に立ち寄りたいと言ってきたAraiヘルメット本社@大宮で待ち合わせて、詳しく話を聞いてみた。

隣接するショールーム
我々の訪問を快く受け入れてくださったアライ社員の悠平くん。感謝!

川崎から移り住もうと思っている身として、夏は自然豊かな白馬でライダーズハウス経営も悪くないな、と思ったり。じっくり考えようと思う。

帰り道はのんべえ街、赤羽で下車。歩き回っているうちに「まるます家」という店が目に止まり、入った。するとこれが老舗の有名店だったらしく、アタリ!

左上が鯉のあらい(温水ひたし)、右上がマグロぶつ、下がもつ煮。鯉のあらいは酢味噌をつける、美味しすぎてすぐ食べた。

鯉の刺し身にもチャレンジ。臭みはまったくなく、プリップリの歯ごたえでめちゃくちゃウマかった!!これで600円、珍しいものを美味しく食べられる名店でした。

MayloとはGW中に俺が白馬に行ってまた会う約束をした。マジでライダーズハウスのオーナーをやるか?真剣に考えて、行って建物や白馬村をじっくりと観察してから、結論を出したい。といっても、誰かとやった方が準備や掃除とかラクだし、8/5〜19はモンゴルに行く予定だから居ないし、一緒にこのライダーズハウス経営を楽しんでくれる相棒も探してみよう。

久々にガッツリ英語で話したら、Mayloが言ってることはほぼわかったが、話すとなると言葉がなかなか出てこなかった。英語もっと鍛えたいなー。

CHIBA Touring

タイムトンネルで働く仲間たちと、千葉を走ってきた。久里浜港に朝6時半に集合し、7時20分のフェリーで浜金谷港へと渡る。季節外れの暖かさ、むしろ暑いぐらいで千葉沿岸部を走る時は夏の香りを感じるほどだった。

最近話題の「燈籠坂大師の切通しトンネル」にも立ち寄る。なるほど確かにバエる!
先輩二人のバイクはDUCATI 750 F1(右)と、BMW R75/5(左)
勝浦タンタンメンの名店「こだま」でランチ。10時半OPENの少し前に到着、家を5時過ぎに出たからこの時間でみんなハラペコ
想像を超えた激ウマ!
精肉店もやってるから肉炒めやレバニラも絶品だった

写真はそんなに撮らなかったが、「へー、こんなのどかな文化がここにはまだ残ってたんだ」と感じる、地域コミュニティが生きている優しい景色にたくさん出会えた。神奈川や東京の隣りながら、内陸部は信号のない田園風景が広がり、海がぐるりとり囲まれた千葉の自然に改めて魅了された。

もともと、今住んでいるマンションの契約更新となる7月末で、ガレージを建てている千葉市緑区付近に引っ越そうと考えているのだが、今回走って海山両方にアクセスしやすい場所がいいなぁとも思った。千葉という地がもっと好きになったポジティブツーリングでした!

Hand work Days

昨日はNPO法人地球元気村のイベントで山中湖へ行き、鹿の角を使ったアクセサリーづくりワークショップをやった。

東富士五湖道路でウラルに出会う。富士山との横並びが見事で思わず写真を撮った。
薄着で走る姿が暖かい日だったことを物語る。
慣れないワークショップの講師ということで、ちゃんと準備していろんな道具を持っていった。
プロでもない自分のゆるフラ講座にご参加してくれた方々に感謝。こっちも楽しかった!

その後新宿に移動し、㈱道祖神仲間の飲み会に出席。7人中自分含めて4人が退職メンバーだったが、それぞれの近況や会社の現状の話で盛り上がった。辞めても縁が切れずに仲良くできるのはありがたい。

今日4月24日はトライアンフの修理を少し進めた。

交換するオイルタンクに合わせて、フレームに穴を開ける。これで上部を固定するための加工は完了
続いてオイルタンク下部の固定へ。
純正ステー(下の黒いやつ)は調べると3000円ぐらいして、買うのはもったいないと思い自作することに。タイムトンネルにあった端材をカットして上のような形にする。
3箇所に穴を開けて
突起はボルトで代用し、完成
穴位置もバッチリでした!
また、交換するハンドルを探す。バイクの操縦のみならず、印象やルックスを決定付ける超重要なパーツだ。暫定だけどこの写真の一番下のやつにする予定、写真では伝わらないけどワイドで程良くカチ上がってて相当カッコいいぜ!

オイルタンクの取り付け加工が終わったのとハンドルを選んだことで、実際には大したことない工程だけど、気分的にはかなり進んだ感がある一日でした!

Mongolia Dreaming

8月のモンゴルツーリングのバイク輸送とエアチケット予約をお願いしている、セントラルエキスプレスに行って打ち合わせした。バイクを積む倉庫の場所はじめ、必要となる準備について細かく確認し、全員分のパスポートデータを渡す。あと3週間後には積み込むから、いよいよ迫ってきたって感じだ。

参加者はいま現在自分含め8名。rider誌(残念ながら昨年廃刊になってしまった)元編集長の三上さんも参加することになった。モンゴル好きの三上さんも来てくれたら、きっといい写真や記事を作ってくれて来年以降の良い宣伝材料ができるな〜と思っていたところ、水谷さんが実現させてくれた!

この三上さんが作っていたrider誌のvol.19には、自分の大陸横断ツーリングの記事と、水谷さんが参戦したGS Trophy MONGOLIA の記事が載った。
この二人と一緒に自分のコーディネートでモンゴルを走ることになるとは。何かの御縁を感じ感慨深いものがある。とにかくバイクがツアー前までに無事ウランバートルに到着しますように!

その後週末にやるワークショップの材料調達などを済ませて、川崎駅前に最近できた人気店の「環2家」へ。家系総本山吉村家の直系のれん分け店ということで、なかなか美味かった。特にチャーシューは軽く燻製したような香ばしい風味で、脂身が少なく肉そのもの旨味を噛みしめる感じで、かなり気に入った。

中盛りにほうれん草ときくらげをトッピング、トッピングの量が麺と同じぐらいあってすごい量だった〜!次回来ることがあったらチャーシューメン並+ほうれん草にしよう。

また、以前書いた「沖縄高校失明事件」https://wp.me/p8SzV8-1Bsで暴力を振るった警官が、どうやら起訴される方向になる感じだ。警察官も所詮は人間で当然罪を犯すから、公平な判定で厳しく裁かれることを願いつつ、引き続きこの事件を注意深く見守っていく。

Triumph Restore Diaries

バルブタイミングや点火タイミングを司る、タイミングサイドのパーツがイギリスから届いたから、ギアを装着する。エンジン全バラに至る致命的ダメージを発見した場所だ。簡単にいえば、このタイミングサイドのクランクメタルベアリングがバカになってクランクシャフトがガタつき、その力を最初に伝えるピニオンギアが割れて、腰下から大きな故障音と振動が発生していた。

エキゾーストのカムシャフトとオイルポンプを灯油で洗浄。
このすごく小さくシンプルな構造のパーツが、エンジンを守る最重要パーツの一つのオイルポンプだから興味深い。純正よりハイパフォーマンスのMORGO(モーゴ)製に交換されていた。
カムシャフトを入れる。5TAはクランクケースを閉じた後からでも横から突っ込める便利な構造になっている。
三角形の一番下から出るクランクシャフトの先端にピニオンギアを装着。
その上のアイドラーギアを装着。この二つはダメージが大きかったので交換した。カムシャフトギア二つは再利用しようと思っていたが、装着する段階になって改めてよく見るとやはりダメージが気になり、交換することにした。これから探す。
ということでまたパーツ待ちになるが、ひとまずカバーを閉じて出来上がりのイメージを出してみた。真ん中の三角プレートも追って新品に交換する。
続いてオイルタンクの交換作業に入る。右のシルバーから左のブラックに変える。互換性のあるT100用の当時物を15,000円ほどで半年前に入手済み。内側含めてコンディションは上々だ。
なぜオイルタンクを変えるのかというと、もともと付いていたやつはカフェレーサースタイル用のため、オイルの注ぎ口がよろしくない位置になってしまうからだ。
トラとテネレのツーショット
オイルタンクのステーの形も微妙に違うから、そのままでは付けられず、サンダーでぶった切る。
さらにリューターで削る。
オイルのオーバーフローパイプを通す凹みが完成。
まだステーに新たなボルト穴を開けないと固定できないが、ひとまずはめてみた。こんな感じになる。