ELECTRIC SNOW RIDE

3日前の17(木)に納車したピカピカSUR-RONのデビューは、雪山にて。雪の抵抗が大きくタイヤも細いのでほぼずっとアクセル全開、それで掻きながらもなんとか少しずつやっと進む、ハードワークだった。

こんな初乗り(バイク用語でいうとシェイクダウン)は、主にエンジン内部のパーツ同士が馴染む=当たりがつくまではブン回してはいけない慣らし運転を必要とする普通のバイクではもっての他、電動バイクだからこそできた。

タイヤにはチェーンを巻いたが、ブロックの間に沈んでほとんど効果がなかった気がする 。

2時間ぐらい遊んで、その中で実際に走っていた時間は1時間ほどだったが、バッテリーは41%残った。

1ヶ月前に試乗車に乗った時は、30分間で走って残75%、気温はたぶん5℃前後で寒かった。今回はマイナス気温かつ氷漬け状態だから、バッテリー性能のダウンを気にしていたが、試乗車の時とほとんど変わらない数値だったから嬉しかったー!

慣れない雪山ドライブは、ものすごく緊張した。しかも積んでいたと思っていたタイヤチェーンが積んでなかった、、、。滑って前にも後ろにも進めなくなったり、車体が横滑りしたりと怖い思いを何度もして、これも貴重な体験になりました。
苦楽を共にした仲間たちと、雪中キャンプ。このキャンプ場まで上がる道もやはり凍っていてスリリングだった~
豪華な夕食!

集合場所の道の駅おとぎの里のご飯もおいしかった~!↓

馬肉うどん(700円)と道祖神ご飯(250円)

企画してくれた風魔の渡辺さん、道祖神の佐藤さん、そしてこの濃厚な時間を共にした参加者に感謝!

かなり大変だったけどその分最高の思い出になりました!!

Into the Wild Future

奥多摩にほど近いスゴいショップ鈴木オートさんに行き、購入済みだった次世代のバイク、電動バイクのSUR-RONのLIGHT BEE  L1eを引き取ってきた。

フレームワークやスイングアームを見れば見るほど、これバイクなの?と思う新しい乗り物だ。これまでのバイクと同じ視点で見るならば正直カッコいいとは言い難いが、いろんなバイクに触れてきた自分は理解の幅が広い。これはモトクロッサーとして作られたのだから利便性よりも運動性能が命で、とにかくパワーウエイトレシオのみを追求し、かつ電動なのだからこのシルエットにも納得がいく。むしろ研ぎ澄まされた機能美をビリビリ感じてしまう。ここまで振りきったマシンは日本の企業じゃ作らない。さらに振りきれまくっている俺は、このバイクの作り手が全く想定していない地球規模のロングツーリングに挑む。

ガソリンもオイルも無いから横っ倒しにして平気なのが新感覚、自転車のようだ。フロントタイヤを外せば二列目以降をフラットにしたエクストレイルに一人でも積み込めるから、トランポ要らずなのも嬉しい。これまでのバイクに必要なガソリンタンク、キャブレターorインジェクター、エアクリーナー、エンジン(ピストン、バルブ、カム、コンロッド、シリンダー、プラグ、クランクなど)クラッチ、ギアボックス、オイル系統が無いので、とにかくコンパクトな印象。コアパーツはバッテリー、モーター、コントローラー、レギュレターの4つとシンプル極まりない構造だ。

鈴木さんが、スペアタイヤやスペアリアフェンダーをサービスしてくれた!そして普通はエンドユーザーには渡さないという車両に関する様々な情報もくれた。この最高の鈴木オートについては、また追って紹介記事書きます。

バッテリーはこのぐらいの大きさで、重さ11kg。週末の雪中ライディングで少しでも長く走るために、鈴木さんの私物を予備バッテリーとしてお借りしてきた。
左が鈴木オート代表の鈴木正彦さん、出会えてよかった!この頼りになる御方を通じて、今後SUR-RON Japanさんにスペアパーツ提供の協力を依頼したいと思っている。

初ライディングは今週末、雪山の中でのシェイクダウン!エンジンにあたりをつける慣らし運転とかないから、いきなり乗れる。行くぜ!

Keep on Rolling.

Some million miles away

5月か6月(おそらく6月出発にすると思う)にスタートする、電動バイクによるユーラシア大陸最東端・デジニョフ岬到達チャレンジ。

旅の相棒SUR-RONのL1Eは2月17日(木)に納車予定、25日で40歳を迎える自分への大きな大きなプレゼントとなる。青が好きだけど、このバイクは赤を選んだ。これから狂熱をまとって命のやり取りが待つ世界に飛び込んでいくには、赤がよかった。こいつは俺の命を目的地まで運ぶか、それとも止めるか。いずれにしても燃やし尽くすんだから、やっぱり赤でいい。

今年はだいたい半分となるマガダンまでの約5000kmを、下記ルートで進む。三菱のアウトランダーPHEVをサポートカーとして併走させて、バッテリーを充電する計画だ。サポートカーはこれから三菱に、耐久テストとして一台提供してくれませんか!?とスポンサードをお願いする。

ウラジオストク→A:ヤクーツク=約3000km

A:ヤクーツク→B:マガダン=約2000km

ナビは3000kmを41時間と算出するが、時速75km/hで休憩なしで41時間ずっと走りっぱなしの計算だ。燃費ならぬ電費を考慮すると速度はせいぜい30~40km/hで走るとして倍の時間がかかり、1日の走行時間はせいぜい8時間とするとさらに3倍になるので、計算上では

41時間×2×3=246時間/約11日間

が目安となる。休息も含めると14日間が妥当か。その先の2000kmは、これも計算上では

246時間×2/3(3分の2)=164時間/約7日間

やはり休息も考慮すると10日間とし、合計で24日間で5000kmを走破という一つの基準が見えてくる。現実には、原野の中ではなくてなるべく村や町で夜を明かすようにしたいので、その情報を正確に把握してどこからどこまで進むのか、1日ずつを刻んだ進行計画を立てるのが次のステップだ。

なぜ、なるべく村や町で夜を明かすようにしたいかというと、食料と燃料の確保、野生動物からの防衛と安眠、情報収集や異文化交流(旅の醍醐味!)などが挙げられる。一日一日の負担や消耗を極力和らげて常に心と体に余裕をもたせ、いざという時に爆発させるための力を残しておくことが、先の見えない過酷な長旅を続けるコツといえる。

正直、いろんな苦労はするけど道があるんだし今年の旅はあくまでもプロローグ、まぁ大丈夫だろう!と軽く考えていた。が、どうやら想像よりもだいぶ過酷なことが、このサイトを見てわかってきたのだ。ヤクーツクから先マガダンまでの間は、通称「骨の道」と呼ばれる辺境の荒野に切り開かれた2000kmのダートらしい。

https://slownews.com/stories/9DWZ3Kn89zE/episodes/ocllFhf8LEA#3a831f7

こいつはアタックのしがいがあるな。

こういう難しさがないとやる意味ないぜ、軽くて走破性バツグンのSUR-RONの真価を試すいいチャンスだ!

と、さらに燃えてきた。

Keep on Rolling.

Small Modify Awakened Some Memories

XT1200Zスーパーテネレの前は、ハーレーのXL1200Nナイトスターに乗っていた。

このバイクの時は、

乗る/メンテナンス/カスタム

を同じぐらいの量でやっていて、三つの要素が正三角形のバランスを描いていたような気がする。

ドナドナの直前に撮ったラストショット

見た目もライポジも好みになるように手を入れ続け、中古のロングインナーチューブを買って自分でロングフロントフォーク化したりした。

ぶら下がってるヨドバシのビニール袋にはブレーキキャリパーが入っている。当時は二輪のジャッキを持ってなかったから、買わないでコンクリートブロックで代用、さらに段差を利用してフロントタイヤとフォークを外した。そしてこのままバイクカバーをかけて一週間以上放置。今思えばとんでもない荒ワザを使っていたなぁ、、よく倒れなかったな!アパートの裏にあった程よいスペースを活用していろいろやった。

思い出深いのはタンクで、何の処理もされてないソリッドな鉄タンクを買って内側に防錆コーティングをおこない、それをバイクに積んでカスタムペイント会の巨匠・シェイキン清水さんを訪ねて水戸へと走り、 イメージを伝えて塗ってもらった世界で一つだけのオリジナルだ。

シェイキンさんの工房(SSG=SHAKIN’ SPEED GRAPHIC and CUSTOMIZE)に到着時。手前が自分のバイクでカスタム前はこのタンクが付いていた。これもまぁまぁかっこよかった
持ち込んだ塗装前の新タンクが、、、
3ヶ月後ぐらいにはこうなって帰ってきたのだった。このロゴマークもピンストライプも、すべて手書きだから味があって最高!

このタンクはバイクと一緒に売らず、今でも手元に取ってある。

スーパーテネレになってカスタム意欲はすっかり消え失せて(見た目も性能もそのままでも充分だしパーツも少ないので)、手を入れたのはスクリーン、ミラー、エンジンガード取り付け、アンダーガードをアルミ化したぐらい。幸いサスペンションは前オーナーがMOTOHOUSEでチューンしてくれていた。その道でも有名な上等サスなので、本当にありがたい!

でもさすがにヘタってきたので、年末にMOTOHOUSEに持ち込んでオーバーホールした

そしていよいよ最近、ちょっと変化がほしくなってきたから、ブレーキレバーとクラッチレバーを変えてみることにした。ライトカスタムではあるが、ライディング中は常に触れ続けるし視界にも入るパーツゆえ、アップグレードしたら大きな効果があると考えて。

で、探した結果、変な安物ではなくて一流のZETAをチョイス!ひねくれ者の自分らしく、あえて左右色違いにしてみた。

チタンカラーのブレーキレバーはSALEで安くなっており、ブラックのクラッチレバーはパッケージが擦れているだけの未使用品を格安で見つけたから、本来なら2本で2万円するアイテムを1万円以下でゲットできた。

今日届いたから、早く装着してその感触を確かめるのが楽しみです!

Odawara, Kawazu, O-sezaki

50歳を過ぎて免許を取った知人のツーリング相手になり、伊豆半島をこんなルートで回ってきた。

1日目 : 小田原漁港に集合してランチ→真鶴岬→伊豆スカイライン(山伏峠~冷川)→浄蓮の滝→ループ橋→河津町の「Cycle ya!」でティピー泊

2日目 : 河津桜原木→西伊豆へと抜け、海岸線をひたすら北上→大瀬崎→沼津港でランチ→東名で帰路へ

Cycle ya!は10年以上ぶりの再訪。常設ティピーの中でガンガン焚き火を燃やすことができるので、冬こそありがたいキャンプ場だ。ただし人間が燻製ばりに燻されるけど。たっぷり用意してくれている薪代込みで一人2500円。いろり鍋とジンギスカン鍋&カセットコンロを持っていき、焚き火で石狩鍋を、カセットコンロでジンギスカンを楽しんだ。ジンギスカン、簡単でおいしくてハマってます!

ティピーは夜になると巨大なランタンに変身する。

この旅のハイライトは、大瀬崎だった。駿河湾に伸びる細長い半島で、先端に丸い淡水池がある神秘的な風景は知っていたが、そこにある神社と天然記念物ビャクシンの樹林が素晴らしかった。おそらく一生忘れない。

背景にはうっすらと富士山も。

推定樹齢1500年以上、なんとなく縄文杉っぽく感じた。

こんな巨木がたくさんある
本殿は彫刻が見事だった。

いままでバイクで走りまくってきたので、もはや「ツーリング行きてー!」という衝動は焚き火のラストのようにプスプスと沈火しているが、こうやって人のサポートのために走るとモチベーションは自然と上がる。

たかだか伊豆一泊二日だけどあなどるなかれ、素直に楽しかったです!