Gobi Desert Challenge

8/6〜14までの9日間、ひたすらモンゴル南部を8人で走り続けた。

バイク8台に加え、サポートカー3台(大好きなUAZ、ランクル、TACOMA)、サポートスタッフ7名の総勢15名という大所帯の旅となった。

ただひたすらに、地平線を追いかけるような果てしないダートを平均70〜80km/hで快走しつつ、ところどころで出現するサンド、マディ、川渡り、お花畑、山道、ガレ場といった難所を乗り越えて進む日々。幸い誰も大ケガやマシントラブルもなく、あらゆる地形とそこにある美しい景色を楽しむことができた。

一番マディだった場所を助け合いながら脱出して汗だく腹ペコ、ランチ休憩をとる。そしてリスタート後、GS6台中3台のフロントタイヤとフェンダーの間にタップリ蓄積した大量の泥が、休憩中に乾いてガチガチに固まってしまったのか、フロントタイヤがロックして回らなくなり、滑りゴケするという信じられない光景が!GSマスターの太郎さんもさすがにこの時は為す術もなくスッテンコロリン。

特に、初めてデューン(砂丘)を走れたのは最高だった。

こう見ると勾配や高さが伝わらないが、デューンを下から全開で(じゃないと登れない)200メートルほど駆け上った。途中から40度ぐらいの斜面になり一気に減速して、リアが砂に沈んで停止した。WR250Fのパワーだと足りず、450だったらもしかしたらトップまで上がれたかもしれない。

無理だと思ってたけど、やってみたら結構走れたから嬉しい。サンド走行のコツもわかってよかった!

2017年の単独世界ツーリングでモンゴルを横断した時は、旅の全財産(服、装備、工具、スペアパーツ、キャンピングアイテム、数日分の水や食糧などなど)を積んだり身につけたりして走ったから、オフロードばかりを選んでガンガン走るなんてとてもできず、こんな景色に感動する半分、この荒野からの脱出・生還を常に願いつつ、アスファルトが恋しかった。

この時のマシンは、YAMAHA TT250R

しかし、グループ&サポートありだった今回は逆で、空荷で駆るエンデューロレーサーWR250Fはオフロード走行こそが最高で、延々と直線の舗装路を100km/hオーバーで移動するシーンになると途端につまらなくて仕方なかった。同じヤマハの250ccでもこうも違うものになるのか、と感慨深いものだった。常に他の参加者のことを気にかけつつも、身も心もバイクもライディングにほぼ100%集中することができた今回も、素晴らしい経験となった。

以下、写真をいくつか。

やっぱり何度来ても最高だぜ、モンゴル!!

バイク旅は終わり仲間たち7名は今朝帰国したが、俺は彼らのバイクたちを日本に送り返す手続きのために金曜日までウランバートルに残り、もう少しだけこの国で過ごします。

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