New House at NAKAJO from November

今朝、白馬から東へ約25km、ちょうど長野市内との中間にある中条に行った。そして、先日中条役場の移住受け入れ担当者が紹介してくれた家で、家主と役場職員と三者で話し合い、晴れて俺が借りれらることが正式決定した!

日本の入国規制撤廃も秒読みで、Mayloが10月中には帰ってくる見込みになったから、11月1日に白馬からこの家に移ることに決めた。白馬は人気が高く物件を探すのが難しいから周辺をあたったところ、理想を超える家に出会えた!

すぐに住める新しい家で、超広い庭があり、ガレージが2つ、納屋が3つもある。

家の裏にも、もともと畑で使っていためちゃくちゃ広い空き地があり、さらには使っていない田んぼまである、、!

この家に至るまで何軒か見て回ったが、正直どこも長らく人が住んでないそのままじゃとても住めない、汚れてガッタガタの空き家だった。せっかく田舎に来たんだから古民家や日本家屋への憧れはあるが、それは誰かが維持管理したり再生してこそで、そうならなかった家は死ぬという現実の厳しさを目の当たりにした。

あえてそういう家を安く手に入れてセルフリノベーションしながら住むというやり方もあるが、俺が見た家々はそんな気がとても湧かない、ちょっと住むだけでさすがの俺でも具合が悪くなりそうなくらい危険な香り漂う、途方もない時間と労力と資金の代償を伴うレベルだった。

その点この家は長野市内に本宅がある方のサブハウスで、近年は使う理由もなくなり、草刈りや風通し目的で二週間に一度ぐらい家を使っていたからバリバリ住める状態だ。でかい冷蔵庫やテレビ、レンジとかそのまま使っていいとのこと!家は大きくなくてもいいから外の物置スペースが広くて隣接する民家がなく、バイク5台(TTRが千葉に置いてあるため)を保管できるガレージがあれば最高!という俺の願望をこの家はすべて満たしてくれた。

今の白馬の家のように木々に囲まれ小川がせせらぐような自然景観や環境は無いが、実際暮らしてみると日当たりの悪さとすごい湿気が非常にネックだったので、俺にとってはこの中条の家の環境の方がいいとわかった(革ジャンとか全部カビた、、)。白馬村までの通勤も長野市内に出るのも、メインとなるオリンピック道路まで100mほどとアクセスも素晴らしい。

10月22日に鍵をもらう約束をしたので、その後引っ越しをして11月1日から完全にここに転居する。決して仕方なく移るんじゃなくてベターチェンジ、より理想的な生活へのステップアップです!

Simple Life Rhythm

9/7〜13にかけて関東に行き、ツアラテックのキャンプイベントのお手伝いと、タイムトンネルのツーリングの下見と、テネレを整備して車検を通して、おととい白馬に戻ってきた。

引っ越し完了までの間に白馬まで乗ってくる段取りがつかず、大和の姉宅に預けている間車検が切れたテネレ。車検場ではミラーが小さすぎる(初めて言われた!)やヘッドライトテストで苦戦したり(これは想定内)で制限時間ギリギリでリカバーでき、無事車検更新できて嬉しかった!

久々に乗ると低速のトルクの太さに思わずのけぞった!直前まで乗ってたCB400Four(タイムトンネルツーリングの下見のためにお店から借りた)が直管で抜けが良すぎて下がスッカスカだった影響も大きいけど、あれ、こんなにすごかったっけ!?と思うほど強烈なピックアップ。乗ってると普通になるけど、そういうバイクだったんだな!

オフヘルメットで乗った水冷ヨンフォア。これはこれでなかなかいいバイクだった
俺のフラッグシップのテネレをようやく白馬に持ってこれたー!復活したトラと並べてガレージに置けて、感無量!眺めて良し走って良し、いまだにこのテネレには飽きていない。

9/5以降、空いている日は家から4kmほどにある飯森ゲレンデの草刈りアルバイトをやっているが、すごくいい感じだ。

7時40分頃に家を出てゲレンデまで電動バイクで10分弱、まずこの通勤路がのどかでたまらない。

白馬の山々の麓に広がる爽快なあぜ道を行く。

そして、こんな景色に包まれながら8時〜17時まで、スキー場の斜面を登り下りしながら草刈り機をひたすら動かして、いい空気の中でいい汗をかくのだ。

草刈りに没頭しているうちにあっという間に時間がたち、仕事が終わる。17時過ぎには帰宅してシャワーを浴び、乾いた体に冷たいビールを流し込んで、その後はゆっくり夕食をとり今後の生き方などをじっくり考えて一日が終わる。

川崎で暮らしていた時は、例えば家から川崎駅までのわずか約2kmをバイクで走る間、車、信号、人、建物などがとにかく多く、視覚からゴチャゴチャゴチャ流れ込んでくる情報処理に神経が奪われていたが、ここではただただ美しい山々を眺めているうちに気がついたら4km進んでいるし、その間信号は二つだけだ。

家の周辺も人も店も少なくて自然に溢れているから、乱暴に言えばグチャグチャに散乱したゴミのような出来事に関わることなく、マイペースで過ごせる。 

一言でいえば、生活がとてもシンプルになった。そして、日々とてもリラックスできている。

このライフスタイルと環境はかなり理想的で、おもいきって白馬に引っ越して本当に良かった。この家はやがて出るが仕事は白馬でするから、このままこのリズムで過ごせることを心から願っている。

Patagonia

昨日パタゴニア白馬店より、アルバイトスタッフとして採用の吉報をもらえました。

履歴書に加えて「リクルーティングアンケート」という独自のヒアリングシート(いわゆるエントリーシート的なもの)を提出し、面接も一対二を二回やるなど、今までのアルバイト選考の中で一番じっくり丁寧で、おそらく正社員の採用面接とあまり変わらない手間の入れようだと思った。

だけど自分的には、過去いくつか受けた採用面接の中で一番ありのままリラックスして話せ、一番楽しかった。相手が四人とも全員自分と同年代ぐらいの若さでやりやすかった、というのもあるが。

「私達は、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」

を企業理念とし、環境保全に力を入れるグリーンビジネスの先駆者で、ゴミをフリースに変身させた最初のアウトドアメーカー、パタゴニア。単なるアウトドアブランドではないと思っていたのでその実態にはすごく興味があったし、自分を着飾る目的で服は買わなくなった今の自分のマインドとマッチしているから、このタイミングでこの会社で働きはじめられるのがとても楽しみだ。

というわけで、10月以降は月の3分の1ぐらいパタゴニア白馬店で働きます!

Wishig The Ideal Life

前職のブラザーの、素晴らしいFacebook投稿です。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02m4xcmjXTjRp69TndBNbFm2MTowVm9BHzUHVhzDZYSesakryVrpi2hPHQic2V6a1bl&id=579839032

彼に遅ればせながら、自分も移住という「旅」をスタートした。

ロシアの最東端到達を目指す夢は封印し、家も仕事も移して、もう川崎に戻ることはない。

昨日の物件探しで、理想を超えるとてつもない家に出会い、そこに住めそうな可能性が極めて高くなった。9月19日に家主と会って最終決定するまで詳細は控えておくが、Mayloが帰って来たらここに引っ越すつもりでいる。

自然の中で暮らしたい、もっと自然を知り、活かし、守る知恵をつけたい。

それがどれだけ大変で、でもどれだけ尊いのか、自分にできるのか。


実践あるのみ。。。!