17-22 November in Greece

トルコ⇆ギリシャのボーダーでは、双方とも面倒な質問や荷物チェックなど一切なく、速攻でパスポートにスタンプをくれた。ここがアジアとヨーロッパ間の一つの関所だと勝手に思っていたので、意外だった。ただし、ヨーロッパ内を走るには『Green Card』なる自賠責保険(人身事故の時に被害者を守るための保険)に入らなければならず、ギリシャ入国時にそれを買う。ここでは1ヶ月間有効で100ユーロのものしか選択肢は無く、途中で切れてしまうので後々どこか保険会社を探してで再加入せねば。

ギリシャのターゲットはアテネのみに絞り、ハイライトのパルテノン神殿@アクロポリスの丘と、オリンピックの聖地へ行った。

パルテノン神殿があるアクロポリスでは、神の存在について意識させられた。

それまでスッキリと晴れていたはずの空が、登っていくにつれて風が強くなり、丘の上では様々な色の雲に囲まれて虹も見たせいもある。

怒る人もいるだろうが、信仰心は人それぞれなので。俺は神の存在を信じていない。神が人をつくったんじゃなくて、人が神をつくったと思っている。でも、完全なる唯物論者や科学主義者でもない。神でも他のものでも、何かを強く信じる人の心がつくり出す、物の理を超えた大きなパワーはあると信じている。真実や答えに執着せずこれぐらいのゆるさで、”どっちもアリ”みたいなあんばいが自分にはちょうどシックリくるのだ。

続いて、パルテノン神殿からオリンピックスタジアムの間にあるゼウス神殿。もともとパルテノン神殿よりも大きかったが、柱や乗っかってた部分がゴート族によって壊されて今はこんな感じ。

これは敷地のすぐ横にある門

そして〜!なんと紀元前6世紀に陸上トラックが造られた(総大理石の観客席は紀元後144年に追加で建造)、競技場の聖地Panathenaic studium。スポーツ大好きな俺には正直こっちの方が行けて感動したー!!

観客席の下からミュージムの中へ。

各大会のポスターとトーチ(昔はない)が見れる。近代オリンピック第一回1896年大会のポスター

こちらは1900年の第二回大会

年代と国によるデザインの違いがおもしろい。

そしてこの日この聖地にて、一人のアスリートによる偉大なる世界記録が生まれるはずだったが、誰もタイムを計ってかった、むしろ観てもなかったので生まれなかった〜、、!

ギリシャを出たあとは、美しいエーゲ海沿いを走った。いつかまた来れたら、今度はのんびり島巡りでもしたいな〜。

17-22 November in Greece」への8件のフィードバック

  1. 崇拝するかどうかは別として、神話を知っているとこういう遺跡の意味がより伝わってきますね~(*´∀`)
    トルコからヨーロッパへの建築物は、イスラム教とキリスト教のせめぎ合いが垣間見えて楽しめますね☆

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  2. 元気そうですね?! 苦労もあるでしょうが、このページを見ている限りでは感動が沢山ありましたね♪
    残りの道中も沢山の感動と、良い出会いがありますように!

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    • おかげ様で元気です!!
      見ている方はトラブルを期待していると思いますが笑、ここまで順調に来ちゃってます。この先はきっとますます苦楽に満ちた旅路になるはず!

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  3. おお~~~やっと競技場でのダッシュのストーリーが理解できたぜ。オリンピックの聖地の歴史を大いに感じられるレポートでした。カネ、ありがとう! \(^o^)/

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