この2~3年間で、世界史に残るレベルの新型ウイルスパニックと戦乱が発生し、世界が激震している。あと半年もすれば両方とも終結し、世の中落ち着くはずだ、、、とか考えていない。むしろ新しい大きな問題があといくつか発生する気がする。そういうタームに入っている気がなんとなくするのだ。
ロシアの石油や天然資源を頼らない覚悟を決めることは、大々的なエネルギーシフトを加速させることであり、人々の常識と行動と日常が激変していくはずだ。いや、そうならないと実現できない。そのためのカギは、日本はもちろん特に西欧諸国がこれ以上の経済発展や便利さ・豊かさを追い求めず、消費型社会から脱却し、バックステップできるかどうか?にあるだろう。俺はそう生きる方向に舵を切っていきたい。
まずはささやかながら、ソーラーチャージングシステムを自作して、電動バイクの充電は100%自給を目指す。同時に、7月末にはガレージを建てている千葉市へと引っ越して、土地付きの住居を手に入れてある程度の食料の自給をはじめる。
本来ならば緩やかに訪れるはずだった変遷が、急激に起こることになる。時代が、歴史が転換するすさまじく大きな潮目が出現していて、その中へと巻き込まれている今。逆らわず、目をそむけたり他人事だと思わずに、むしろ飛び込んで新しい潮流を進む方がおもしろい。
決して悲観はしてなく、むしろどう変化していくか楽しみでならない。過去の延長線上におぼろげながら想像できていた未来は、もう無い。新しく生まれる世界と秩序の中を力強く生きて、できればそれを創り出せる側の人間になりたい。
そんな世界の動きに呼応し、考え込む時間が増えた。空想の読み物も増えた。


暴れまくり天下無双の階段を駆け上がったのち、農業に没頭して生きる。日本漫画史上に残る名作は、農業編に突入して全く方向性が変わったのち(バトル漫画から農業漫画になった、、)休載に至る。世間からは全く理解されない意外で異常な結末だが、むしろ共感できる。それほど農業は「生きる」ことと直結し、描きようがないほど大きすぎるテーマなのだ。
やはり、という感じだが。1977年のSF小説と、1998年からはじまった日本の人気漫画を並列する自分の振り幅は、我ながら不思議なものがある。なんでこんなあっちこっちにいけるのか?
でもそれこそが、俺という人間の強みであり個性なのかもしれない。