Sunrise Sunset Touring Rally

5/20〜22、28〜30と二週連続で、石川県の羽咋市に行ってきた。千里浜なぎさドライブウェイで開催する、SSTRというオートバイイベントのお手伝いに。もともとはロシアへ旅立つ直前なので今年は無理だったが、遠征計画が無くなったから手伝ってきた。

幾度となく訪れてきた千里浜。今年はロシア遠征用に買った電動バイクのSUR-RONを連れていった。ここでかなり広範囲に渡るイベントをやるから、ある程度離れたポイントへ動く時には車じゃないと大変で、車だと邪魔になるから動けない、という時もあった。それをこいつなら確実に打開できると考えて持っていったのだ。
バイク専用のキャリアだとバイクにしか使えなくなるから、通常の荷物用ヒッチカーゴで試してみたところ、完璧な組み合わせだった!CURT社製の品番18109 という商品で、使わない時は縦に折ってコンパクトにでき、横幅はエクストレイルよりもちょっと短いぐらいでパーフェクト、SUR-RONもジャストで乗っかった。
本部ホテルの「ゆ華」にて、風間さんのHP2エンデューロとのコラボ
こんな特別なマシンと、至福のツーショットが撮れた。
息子でダカールラリー出場ライダーのの晋之介くんもその実用性にご納得、みんなでよく使ってめちゃくちゃ重宝したと言ってもらえ、読みが的中して嬉しかったー!こう見るとバイク細くて華奢だけどぜんぜん問題なく砂浜をガンガン突き進んでくれる、軽くてタフなヤツだ。
俺はイベントが終わった後、違うスタッフが乗ってきたNinja H2を借りて浜を走ったりした。4気筒を走らせたことなんて教習所以外ではほとんどない(たぶんZX-12R、XJ900S、GSX-S1000F、Z2、Z1-Rの5台だけで、最初の2台以外はチョイ乗りレベル)から貴重な体験をさせていただけた。同じカワサキのメガスポーツZX-12Rはもっとモッサリとした加速感だったが、H2は何速でもアクセルを軽く煽るだけでビンビンに加速、特に信号の無い千里浜だったから超楽しかった!
バッテリー上がりのバイクをレスキューしたりもした
素晴らしい夕陽!
9日間にわたり開催したイベントの完全終了後、慰労会でこんなご馳走をいただけた。俺は4日間しか手伝わなかったからなんだか申し訳ない。感謝!!
イベント翌日の30㈪、朝6時に羽咋をあとにして白馬へと向かった。
この日は天気も最高に良かったから、白馬の家の雰囲気も最高だった。
俺は7月末から10月途中までここに住むが、その前の住めない期間中はもったいないなぁと思っていたところ、なんと!AirBnBで5/30〜7/8まで39泊の長期ステイ予約が入ったのだ。梅雨の期間中閉めっぱなしだとカビが心配だからたまに風通しに行かないとな〜と思ってたから超ラッキーだし、収入面でも大きなプラス。
今回5名グループが泊まるから、カギ誰が持ってる?問題を防ぐためにプッシュボタン式キーを稼働させることにした。
取説に従いセットしてみる。なるほどこんな仕組みになってるのか〜。
無事セット完了し、ドアに取り付けた。

夕方になって宿泊するゲストたちが到着、挨拶と家の説明をする。これから緑が美しいが、雑草たちも秋までは恐ろしい勢いで伸びるから、管理しないとヤバい。そこで、来週また白馬へ行くことにした。バイトしていたツアラテックに長い間保管してもらっているエンデューロバイクShercoをここに移し、草刈りやら家周りの整備をし、ゲストたちに一週間暮らして何か不具合はないか確認し、時間があれば近くで渓流釣りもできればなぁと思っている。

Triumph Restore Diaries

時間が取れずにちょっとの間ストップしていた作業を再開。これからはほぼ毎晩の勢いでやっていく!

エキゾーストバルブのカーボン落としから。ベルトサンダーで荒削り。
次にボール盤にバルブを装着、ステム部分はガムテープぐるぐる巻きにしてチャックの噛む力から保護。回しながらサンドペーパーを上下から当てて、傘の底と上もツルツルに仕上げていく。
キズや汚れは完全に取れないから、まぁこんなもんで上出来でしょう!
ヘッドのボルト穴にバルブを刺して並べてみた。左の黒い二本が外したインテーク(交換する)、真ん中上の二本が外して磨いたエキゾースト(再利用する)、右上の一本が入れ替える新品のインテーク(写真は一本だが二本買ってある)
そして!先々週オーダーしたエキゾーストパイプとフロントフェンダーとフロントゼッケンプレートがやってきた!
俺のイメージとおりのパーツを製造していたAce Classics。外装に進んだ段階でここを発見できてマジで良かった、妥協せずに好きな形で仕上げられる。
送られてきたパーツたち。エキゾーストパイプはBare Metal、何のコーティングもされていない生鉄だ。その質感が予想以上にカッコよく、耐熱クリアだけ吹いてとりあえずそのまま付けちゃおうかな!?と迷うほど。でも予定通りマットブラックに塗ろうかな!
外装パーツはとりあえず置いておいて、優先順位的にフロントホイールの19インチ化に着手する。
こんな中でなんとかスペースを確保し、フロントホイールを外す。
アクスルシャフトを万力にセットし、インパクトを使ってブレーキパネルの固定ナットを緩める。
成功。ブレーキシューとドラム内部のサビが、乗れていなかった年月を物語る。
内部冷却のための手作りエアインテークはワイルドな感じでお気に入り部分の一つ。
タイヤ取って、
ハブを取り出せた!
ニップルはステンレスだから全く錆びておらず、切らずにニップルを緩めて外す。英車のパーツは基本的に貴重だから、もう使わないこのスポークとリムはもちろん、タイヤもヤフオクで売ろうかなと思案中。

今日の作業はここまで。

Triumph Restore Diaries

5/14㈯、エンジンのヘッドの掃除からはじめる。

ひっくり返したヘッドと、バルブが4本。
燃焼室内部にはカーボンがガッチリこびりついている。
コリコリ削る。少しずつ、しかし確実に落ちてキレイになっていくから地味に楽しい作業。
擦っても落ちない段階まできたら、キャブクリーナーをかけてブラシでゴシゴシ。
さらに灯油で洗い、
ガンコな油汚れも落としてくれるバイク用の特殊な洗剤で洗って、
ここまでキレイになりました!
本来はこっちが上の面。ロッカーが入る部分を見ると、インテーク側よりも圧倒的にエキゾースト側が汚れるのがわかる。
エキゾーストバルブにこびりついたカーボンも落としていく。インテークバルブの方は状態が悪かったため新品交換することにした。
ヘッドとバルブの掃除が一区切りしたから、タンクの装着に入る。といっても違うトライアンフのタンクを流用して取り付けるからステーを自作しないといけなくて、なかなかの大仕事だ。しかしこれをやらないと全体のバランスが見えずシート製作にも進めないから、始めなければ。このタンクが1960年代のものなんだから、我ながらほんと掘り出し物をゲットしたな〜と思っている。今はまだ何も付けてないから良さが伝わらないけど、エンブレムやニーグリップラバーらをちゃんと取り付けたヤバいぐらいにカッコよくなるから、ご期待ください!!
とりあえず乗せてみた。が、セパハン&ヘッドライトの位置が低いため(セパハンのクリップの下にライトステーがある)、なんかイメージと違うし見えてこない。そこで先にハンドルを変えてライトを上げることにした。
長年連れ添ったこのスタイルともいよいよお別れし、新しいかたちへと生まれ変わっていく。
フロントフォークのインナーチューブはサビサビだ。ライトステー次第では見えなくなる箇所だが、ここも交換するかもしれない。
じゃーん!!ワイドなハンドルのバイクに生まれ変わりました!

今日はここで時間切れ、タンクの取り付けはまた次回に。

帰宅してネットでパーツを探していると、、、ほしくて探し続けていたこのマフラーを、ついにAce Classicsというショップで発見!!大物だから送料だけで£100もしたけど、迷う余地無く即購入!在庫ラスイチでした

俺のバイクはシルバーフレームにゴールド&クリーム色のタンクと全体的に色が薄くなるから、マフラーはマットブラックに塗ってやるぜ!!

Motorcycles Shipping to Mongolia

ツアラテックジャパンのメンバー6名+オフロードメディア界の有名人・三上さん+輸送手続き&現地手配係のオレの計8名で計画している、夏のモンゴルライディング。今年は日本の生活に傾注するが、この計画には以前より力を貸してほしいと頼まれていたので、8/5〜15の11日間の旅を組み立てている。

6名のバイクを5/11㈬、ウランバートルへと輸送するために川崎の保税倉庫に運んだ。インターナショナルGSトロフィーライダーやBAJA1000ライダーなど猛者たちのバイクは、果たして無事モンゴルに到着するのか!?

正確にいえば、8/5にみんなでモンゴルへと渡るのだが、それまでにバイクの到着が間に合うのか??だ。まず中国の天津まで船で運び、天津からウランバートルまではコンテナごと鉄道に乗せる(ちなみにこの鉄道は天津からロシアのモスクワまで通っている超・大陸横断鉄道だ!)のだが、通常ならば3週間ほどで運べるこの日本→(船)→天津→(鉄道)→ウランバートルルートが、コロナ以降めちゃくちゃ遅延していて直近では2ヶ月半ほどかかっているらしい。ギリギリだし、これ以上遅くなればモンゴルに行ってもバイクがまだ着いていない、という結末が待っている。

ラリーモンゴリアも開催をあきらめた(これで3年連続の中止になってしまった)今夏にやるのは正直大きな賭けだが、リスク承知でチャレンジする。輸送をお願いしているセントラルエキスプレスのオギー社長(モンゴル人)に、「なんとかがんばって〜!!!」と改めて強くお願いした。この会社のオフィスは自分の家から自転車でなんと10分!打ち合わせするのも非常に楽で、このめぐり合わせの力に期待してしまう。

川崎で生まれ育ち、何でも知っているつもりだったが、普段足を踏み入れない港湾エリアは凄まじい広さとトラックの多さで、川崎が日本有数の貿易都市なんだと正直はじめて実感した。故郷の知らなかった一面を新たに発見した気分で、嬉しかった。
就活時代、第一志望業界は海運で、第二希望が旅行だった。これは21歳の時ピースボートで世界一周をした際に芽生えた。世界中の様々な港に寄港すると必ずコンテナがあり、MAERSKやEVERGREEN、NYKやMOLやK Lineなど同じ文字が書かれたコンテナが世界中に散らばっていることを、海運という仕事のグローバルさを肌で感じた。調べると、島国の日本を支える(石油等のエネルギーの輸入や車やバイク等国際競争力の高い製品の輸出で)超重要だが職業としてはマイナーな、縁の下の力持ち的な業界であり、世界を舞台に船をオペレーションして日本を支える最高にカッコイイ仕事じゃん!!と思って日本郵船、商船三井、川崎汽船の大手3社はじめ他もいくつか試験や面接を受けたが、全て落ちた。そのぐらいに他の受験生のレベルが高かった海運業界、自分は落ちても当然だと思えたほどだった。その後、第二志望の旅行業界で運良くナンバーワン企業に受かり、紆余曲折を歴て、今こうして世界を舞台に自分の力を発揮して港を眺めている。いろいろあったが、約20年前に抱いた世界を股にかけた仕事がしたいという気持ちを失わずに生きられている。
送る中で唯一GSじゃないバイク、KTM790R
保管場所に置いたあと、ガスを抜いたり、バッテリーの端子を外したり、ナンバーを外したりした。
このメンバーでのモンゴルライディングが予定通り実現できたら、本当にエキサイティングだ。俺と三上さんは現地でWR450Fを借りる。ゴビ砂漠のような広大なオフロードでは最適なバイクだけど、正直俺が一番腕が無いから必死で走らないとついて行けないだろうし、必ず成長できるはず。とにかくバイクの到着が間に合いますように!!!
6台のキーはオレが預かり、まとめてモンゴルでサポートしてくれる人へと送る。

Triumph Restore Diaries

5/8㈰、ピストンとシリンダーを装着した。7月いっぱいで川崎から引っ越すから旧車屋タイムトンネルでのアルバイト&トラ復活もそれまでにやり遂げねばならない。ペースを上げるため、今後は就業後にも毎日居残りで作業も進めていくことにする。

結局ピストンも交換することにし、先日イギリスから届いた。右上がもともとのピストン、すでにスタンダードよりも+060インチ大きいサイズが入っていて、これ以上オーバーサイズのものは残念ながら存在しないから、同じく+060の新品を入れる。これまで何度も何度も腰上をオーバーホールしながら使われてきた証拠だ。それに合わせて左上のシリンダーもすでに限界サイズまで拡張されているので、状態が悪くなかったのでそのまま使用することにした。
新品のピストンとピストンリング。
ピストンクリアランスのチェック。やはりシリンダー内壁が摩耗していてワークショップマニュアルの既定値よりは若干大きかったが、いけるレベルだっから良かった。エンジンの圧縮=パワーに直結し、オイル上がり問題にも関わる重要な箇所。
シリンダーとクランクケースの接合面にまだ古い液体ガスケットが付着していたから、オイルストーンでキレイにする。乗せる前にやっとけば良かった。この時クランクケース内部にシリンダーの固定ナットが一個落下しているのを発見!!!見つけてホントによかった、気づかずにそのまま閉じてエンジンかけたらぶっ壊れるところだったぜ。。。
ピストンをコンロッドに装着!
ピストンピンが横スライドして外れないように固定するサークリップは、クランクケース内に落下しないようウエスでガードしながら装着。
そして先輩と協力しながら、いざシリンダー装着へ。伸縮するピストンリングは縮めないとシリンダーの内壁よりも大きいから、シリンダーを落とすにはコツが必要ですごく慎重な作業だ。
コンプレッションキープ目的の上のリング2つは問題なかったか、3番目のオイルリングをシリンダー内部におさめるのがとても難しかった。しかしそれだけ外側に張り出してテンションがかかっているということであり、オイル上がりを防いでくれるから嬉しいんだけれど。
30分ぐらい格闘した末、できましたー!!!!あとはヘッドを装着すれば、ついに!エンジンのオーバーホールが終わる。
シート制作にも着手。店長の好意でタダでくれたT100Rの純正シートをカットして、自分好みのシングルシートを作る計画だ。
こんな状態だが、ベースを再塗装し、アンコと表皮を張り替えれば新品に変わる。
表皮を剥がしたらこんな感じ。アンコは一部完全にグズグズになっていたが、全体的には良好なコンディションで、やはり昔のモノ作りには良い素材が使われているな〜と改めて関心しました。