7月7日、一日中タイムトンネルでトライアンフの修理をした。帰路につきバイクで六郷橋を渡ろうとしたその時、22時30分頃、東の空にかなり大きな流れ星が輝いた。黄色く輝く球体が夜空を堕ちていき、一瞬消えたがまた現れて再び消えるまでにおよそ一秒間。一瞬で消える線ではない、はっきりとした球体は、いままで偶然見えた流れ星の中では最大級かもしれない。今日という素晴らしい一日にふさわしい幕切れとなった。

5月8日にピストンとシリンダーを装着してから実に2ヶ月間、上の写真のようにピストンむき出し生活を送りずっとカバーをしていたエンジン。
インテークバルブのシートカットとすり合わせを内燃機屋に出していたヘッドが、先週の金曜7月1日に完了してついに送り返されてきたから、必要な処理を施して今日シリンダーに乗せてその上にロッカーも組み、
そして、、、



ようやく、ようやくエンジンを組み上げられたのだー!!!非常にシビアな作業のためハナから作業工程を写真に撮る気なかったから、いきなりこの状態になっている。
圧縮もちゃんとあり、ひと安心だ。プラグ外した状態でのキックがまぁまぁ重たいのが気になるところだが、クランク、クランクベアリング、コンロッド&コンロッドメタル、ピストン、タイミングギアなどの走りの根幹を成す一番重大なパーツをことごとく変えて、みんなはじめまして状態に加えオイルが入って無くてカチカチ状態だから、こんなもんだろうと考えよう。
これであと、キャブを装着してアクセルワイヤーを作り、オイルラインを引き直してオイルの循環を戻し、オルタネーターとバッテリーを付けて電流を復活させ、デスビを付けて点火を整え、マフラーを装着して排気の流れを生めば、ついにエンジンがかけられる!
ヘッド待ちの2ヶ月間なんにもしていなかったわけではなく、いろいろと進めて激変したダイジェストを。



















ここには書いていないが、他にも様々な地味な作業とかもたくさん経てきた。オイルタンクの取り付け、バッテリーケース、コイルマウント、レギュレターマウントなども配置を考えながら作り、そしてついにエンジンが組み上がり、、、!
なんとなくだが、走れる状態にまで戻す回復段階的には80%まで来たんじゃないかと思う。細かい点まで含めればまだまだやることはたくさんあるが、とりあえず7月中にエンジンはかかるようにまで持っていって白馬に運び、ヘッドライトやウインカーやテールランプなど公道走行に必要な保安部品を取り付けて、8月中の完成を予定しがんばります!