昨日、ロシアからモンゴルへと入り、首都ウラバートルへ着きました!
モンゴルにはそこかしこに馬、牛、羊がいて、生命溢れる優しい大地に感じた。ただ一年の多くは凍えるほど寒くなるので、この時期だからだろう。
知人の大島博行さん(モンゴルで初めて日本人バイクツアーを手がけ、仕組みを作った方)、
遠藤信孝さん(かつて開催されていた、一生に一度しか出場できないサバイバルのオリンピック「CAMEL TROPHY」出場経験者)
とウランバートルの手前の道路上で無事合流できた!当初の約束よりも2時間以上遅れ、最後に連絡できたのが400km近く離れたロシア国境だったのに、さすがだ!
(感動の再会シーン)
この日は二人にお寿司と日本料理をご馳走になり、最高におしいかった!!ありがとうございました!!
以下、初めてやったバイクでの国境通過について、あくまでこの二国間の場合だろうけど備忘録も含め書く。
出国するロシアは、
全ての荷物チェック⇒
パスポートおよびバイク輸入時の書類チェック⇒
出国スタンプ
と順路も明確で計30分ほどだった。
しかし入国となるモンゴルは、役人は俺のことを眺めているだけで何をどのようにすればいいのかサッパリわからず右往左往、周りの親切なトラックドライバー達が助けてくれた。★を付けたものがスルーした手続きで、教えてもらってできたもの。
パスポートとおよびバイクのパスポート(登録証書という)チェック⇒
入国税?らしきTaxの支払い(200円ほど、ウロウロしていた女性がいきなり「Pay money」と言って近づいてきた笑)⇒
入国スタンプおよび荷物チェック(空港とかでよくあるベルトコンベアーに通すやつ)および★多分荷物チェックオッケーの長細い紙にスタンプをもらう(バイクに積んだ荷物は持っていかなかった)⇒
★↑と同じ長細い紙によくわからない部屋でよくわからない意味のスタンプ⇒
★積み荷のチェック(※拒否して通過できた)⇒
···ここまで1時間以上かかっていた。よし、全て終わったぜ!と思っていたら、最後の最後に「バイクの荷物のチェックはしましたか?建物内に運んで機械に通しなさい」と言われた。やってないことを見ていたはずなのに、最後にやり直しだ的な感じで言われたので、役人を敵にまわしてはダメだと分かっていたけれども拒否した。荷物を一回ほどいて、建物内に運び、機械を通過してまた持ち戻り、積み直すのは大変だったから。。しかも俺は、この役人が俺の書類を別の人に渡し、俺に違う人のを渡して俺が気付き突っ込んでいた(もし俺の書類を持ったその人がその場を去ってしまっていたらとても面倒くさい事態になっていただろう)ので、俺に対して少しだけ恩を感じていたのかも知れない。また、常連さんらしきドライバー達は積み荷ノーチェックでスルーしていたのを見ていたので、それを指摘したのもあるかもしれない。「これは私の仕事なんだ」とも言われたが、危険物は無いと伝えて渋々ノーチェックでオッケーとった。
最後に、国境出口でのパスポートチェックおよび長細い紙のチェックで、おしまい。
とても大変に感じたが、これから何十回ものボーダーが待っている。大島さん達との合流の約束に既に間に合わずこれ以上タイムロスをしたくなかったのもあったが、国境で要求された手続きを拒否してしまった自らの稚拙な心と行為を深く反省した。もっと、Take it easyにならなれければならない。