スタートの地、ウラジオストクに到着

昨日韓国に一時寄港して、本日8/14㈪の14時、定刻通りにウラジオストクに到着。43時間の船旅中は、乗船していた20代前半の日本人5名とよく時間をともにして、楽しく過ぎた。船でロシアへ行く者たちだけあって、皆個性豊かで話していて飽きない。海外に出て日本人とばかり一緒にいるのは、、だが、この先の長い長い一人旅を考えると、今回はむしろ貴重な時間だと思い、楽しんだ。彼らの良き旅路を祈る。

船から見るウラジオストクは、すぐそばに港と街が一体化していて面白かった。貨物港のようだった韓国の東海港とは対照的だ。どんより曇った天気で気温は22〜3℃ぐらいか。湿気がなくて暑すぎず寒すぎず、ちょうどいい感じ。バイクに乗ったら、晴れればちょうどいいけど雨なら寒いかな。

下船時になるとライダーは「いよいよだぜ!」とテンションが上がるので、会話が弾む。写真の男性は、韓国から11名を連れてきたツアーガイドで、モスクワがゴールとのこと。他にもロンドンを目指す韓国人カップル、キャンピングカーで一年間過ごす韓国人夫婦、四大陸を制覇してユーラシア横断で世界一周を達成さ!というBON JOVI似のスイス人など、自分も含めてみな意気揚々としていて楽しかった。

カウンターが3つしかない狭いイミグレーション室で入国スタンプをもらい、荷物検査を終えて晴れて入国!ロシア側の通関業者のYuriさんと合流し、明日のバイクの受け取りについて話す。明日通関手続きをして、受け取れるのが夕方ぐらい。つまり、ウラジオストクにはバイク待ちで2泊するのだ。幸い、この時間を使ってやりたかったオフラインMAPのインストールをした。先は長いし、英気を養ってから出発しよう!

滞在している宿の前に泊まっていた車。俺もやがて、この車が通ってきたモンゴルやイタリアを走り抜けてみせる。