8/19の出来事

ハバロフスクから約2700km離れたウランウデまで、ひたすらに西を目指す旅が始まる。

広大な大地にただ延々と続く道以外、何もない。贅沢な時間だが、飽きる。自分のこと、家族のこと、この先の旅のことをいろいろと考えながら走るが、それでもタップリ持て余す。

ストップばかりの日本の都市部を走ると、信号が無く終わりが見えないぐらいのドストレートは気持ちいいが、それだけが何日間も何千kmも続くと嫌に感じてしまう。一度トップギアに入れたら、道路のガタガタや穴や片側通行に出くわさなければ、ブレーキもシフトダウンも全く必要ない。ブレーキパッドやエンジンオイルには優しいのはありがたいが。

不思議なことは、同じ雄大な景色でも北海道なら牧場をよく見かけるのだが、ロシアではぜんぜん見ない。偶然通ってきたエリアには無いのか、それとも寒すぎて外では育ててないとか?

キャンプをしようと考えていたこの日、途中の小さな村に地図では食料品店と水場があったので補給に立ち寄るが、店は17時で閉まっており、水場の水も生臭かったし、水場に来た男連中も水以上に危険な香りがしたので、退散した。

西へ向かうR297に戻り、道路沿いのレストランで夕食をとり、お願いしてその敷地内にテントを張らせてもらった。

初ロシアキャンプは、恐ろしいぐらいの数の蚊に襲撃され、おでこだけでも30箇所ぐらい、首や手を含めると多分100箇所以上刺される。でも、気持ちの良い朝を迎えられた!

フライシートを外し途中に撮ったから、テントがイビツっすね、、!

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